女心と山の空・・・の西穂高岳・・・あたり
2013年8月27日、新穂高ロープウェイに乗り、西穂高岳・・・を目指してみました。



・・・実は、8月19日に職場の方々と白山に行ったのですが、アスリートの方々ばかりでしたので、青レンジャーかなり必死
情けない限りです。。。

2013年8月19日白山_1

やはり、体重って軽い方がいいですね。。。確かに青レンジャー、痩せていた頃は、歩いていても体が浮くような感じでした。。。登山するにも、荷物(体重=脂肪)が軽いことにこしたことはないですね。。。はあ。。。



・・・話しが脱線いたしました。
そうです、西穂高岳です。金を積んで新穂高ロープウェイに乗れば、一気に標高2156mの西穂高口まで運んでもらえます。そこから、西穂山荘→丸山→西穂独標→西穂高岳と登山道が続いています。

夏の山行って、暑くなく、木や草がうっそうとしていない所しか行けなくなった青レンジャーですので、日帰り登山のレパートリーが大変少ないです。夏山の多くは青レンジャーにとって、結構・・・いや、かなり頑張らなければいけないお山が多いです。。。つ、辛い。。。レパートリーを下記に書いてみます。

①白山(登山道や登山口を平瀬道に変えたり色々工夫。。。)
②立山(立山駅から室堂まではマイカー規制のため、登山開始時刻が制限される。ケーブルカー+高原バスの移動時間も長い。。。しかも登山客や扇沢からの方も死ぬほど多いので、夏はいつも混雑している。。。)
③西穂独標(ロープウェイ運行時間で登山開始時刻が制限されるが、ほどほど山行。こちらも観光客+登山客が多い。ネックは新穂高温泉までの車移動が長い。)
④焼岳(もちろん中尾登山口愛好家ですが、新穂高温泉までの車移動が長いのと、中尾登山口は人が少なくクマさんの住処。。。)
⑤寺地山(ほどほど山行の超マニアックな北アルプスの一角。山之村の飛越トンネル登山口までの車移動が長く、人が超少ない山はクマさんの住処。。。)
⑥唐松岳(見晴らしもお花も抜群のお山ですが、登山口までの車+ゴンドラ+リフト移動が青レンジャーの限界寸前。。。)

できるなら、日帰り夏山登山のレパートリーを増やしたい~
乗鞍岳とかはあんまり好きではないお山。。。ゼータクなっ
どの口が言ってるんだか~

ここ最近、薬師岳と常念岳の日帰り登山をどのようにするかばかり考えています。。。気持ちだけはやる気満々。しかし、お休みと天気と自分の体はどーしよーもない。。。後、先日雲ノ平に行った際に、雨でしたが、北ノ俣岳のキレイさに心惹かれ、いつかお天気のいい日にもう1度、飛越トンネルから寺地山経由で行ってみたいと思っています。

今回は限られた時間での青レンジャーの単独行ですので、無理のない山行にしたいと思います。白山は最近行ったので却下し、②か③ですが、・・・最近、ブログのお友達のよっし~さんが、新穂高温泉郷に行かれたのを読みまして、

「あ、青レンジャー、今年1度も新穂高温泉に入っていない~!!!」

ということに気付き、最後のご褒美に新穂高温泉郷に入ることにして、西穂独標にしましょう~。
西穂独標には何度も行きましたので、天気が良く、見晴らしも良ければ、その先も・・・あわよくば、西穂高岳に行けたらいいな~。

2013年8月27日①_1

何だか朝起きれず、ウダウダしていたら、陽が登ってしまいました
ここは富山市に入るか・・・くらいですね。立山連峰が遠くに見えます
テンション上がります
最近気になる薬師岳も見えます
何だか天気が良さげ
薬師岳に行っちゃう???

・・・な、ノリになりそうでしたが、自分の能力を考え、おとなしく新穂高温泉方面に向かいます。

2013年8月27日②_1

新穂高第2ロープウェイの駐車場に到着です。平日とあってか車はまばらです。青レンジャーはロープウェイに一番近いAの駐車場に停車です。

余裕を持った到着でしたので、西穂独標は中止して、新穂高温泉の登山者用無料駐車場に停めて、鏡平山荘で槍穂見ちゃう???

・・・新穂高温泉周辺には、誘惑が多いです。。。

2013年8月27日③_1

朝一番の新穂高第2ロープウェイには、おそらく40~50人ほどの方がいらっしゃったのではないでしょうか。流れに沿って、西穂高口に到着です。途中、ガスの中に突入し、西穂高口もガスの中です。

・・・そういえば、ロープウェイの荷物計測で、青レンジャーのザックは6㎏でした。へ~、初めて知りました。

さて、トイレを済ませ、そろそろ出発しますか・・・と、思っていると、青レンジャーの目に信じられない看板が見えました。。。

「第2ロープウェイの最終時刻は、8月26日~17時15分から16時45分となりました。」

えっ~!!!
早くなったの~!!!
そういえば、案内板をよく見ると、毎年8月の第4日曜日以降は、ロープウェイの運用時間が短くなるようです。調べぞこなった。。。

帰りの時間が30分も短くなったということは、西穂高岳ピストンはかなり無理かもしれない。。。標準コースタイム7時間40分です。しかも、「岐阜県の山」の教科書的には、体力4、危険度4の最高評価です。ただ今8時45分くらいですので、ロープウェイの最終時間まで8時間きっかりしかありません。。。上高地方面に下山できたり、1泊2日できれば良かったのですが、そーゆー訳にもいきません。休みなく、標準コースタイムで行けたとしても、20分しか余裕ないです。危険度4の難所を、スムーズに行けるかどうかも心配ですので、無理のないところまで行きたいと思います。まあ、景色もガスガスですからね~。

2013年8月27日④_1

ガスの中、樹林帯をひたすら登ります。割と涼しかったのが良かったです。

2013年8月27日⑤_1

時々、陽が差す感じもあるんですが、まだまだガスガスです。陽が登ってきて、徐々に暑くなってきました。

2013年8月27日⑥_1

傾斜が上がり、だいぶ登ってきたな~と、思い後ろを振り返ると、木々の間から笠ヶ岳が見えました
キタ~笠ヶ岳
テンション上がるわ~

2013年8月27日⑦_1

と、言う間に、通年営業でラーメンで有名な西穂山荘が見えてきました。
え?もう着いたの?早くね???
標準コースタイム1時間30分なんですがね、1時間くらいで到着です。
・・・そういえば、去年、青レンジャーが母上いたわり登山で来た時も、1時間ちょっとで到着したような気がします。この標準コースタイムは間違いですかね~。

2013年8月27日⑧_1

朝一番のロープウェイで到着した平日の西穂山荘は、閑散としています。休日ともなると、かなり混雑しているんですけどね。

2013年8月27日⑨_1

休憩もソコソコに上を目指します。何だかガスも晴れてきたようです。やや早いペースで登れてきたので、西穂高岳行けるかな~。

2013年8月27日⑩_1

というそばから、再度ガスガスです。。。見晴らしも何にもありません。。。

2013年8月27日⑪_1

また登っていると、ガスが晴れてきました。
あああ~
アレに見えるは、西穂高岳のギザギザではないですか~
西穂独標には何度か来ましたが、西穂高岳をこんなに間近で見たのは初めてです。いっつもガスしか見えません。。。やはり日帰り登山だと、頂上到着時刻が昼近くにならざるを得ないので、ガスがかかりやすいんですよね~。

2013年8月27日⑫_1

アップです。険しいです。ギザギザです。

2013年8月27日⑬_1

丸山から眺めてみました。一番奥のギザギザが西穂高岳でしょうか?・・・実はよくわかりません。。。西穂高岳までは13峰のギザギザを越えて行くんですが、その1番初めのギザギザが西穂独標です。多くの方は西穂独標で引き返されます。

2013年8月27日⑭_1

ガスの中、田舎者の青レンジャーには到底縁のない、上高地が見えました。
・・・いつか、行ける日が来るのであろうか???

2013年8月27日⑮_1

登山道は、岩ばかりのガレ場になってきました。やはりガスが多くなり、西穂独標・・・らしきものが目の前に見え始めます。

2013年8月27日⑯_1

ガレ場には、トウヤクリンドウが咲いていました。我が故郷のお山、白山にはなぜか咲かないお花です。立山には死ぬほど咲きます。西穂高岳のこの稜線には、あまりお花は多くありません。トウヤクリンドウかイワツメクサか。。。かといって下の方にもそんなに咲きません。ミヤマアキノキリンソウかオニシモツケかミヤマリンドウかミヤマトリカブトか・・・です。

2013年8月27日⑰_1

ガレ場を登りきると、険しい岩稜登りとなります。これを登りきると・・・

2013年8月27日⑱_1

あっという間に西穂独標です。岩峰1/13です。
日帰り登山の方々は、みなさん丁度この時間に西穂独標に到着するので、西穂独標には20人程の方が休憩しており、混雑していました。
・・・そういえば、去年は母上殿と日曜日に行ったんですが、かなりの混雑ぶりで、上り下り渋滞が起こっていました。

http://oomisumisou.blog.fc2.com/blog-date-201208.html

お暇な方は、去年の西穂独標をどーぞ。
・・・しかし、青レンジャーは去年も同じようなことをつぶやいていますね。。。

2013年8月27日⑲_1

やはり、西穂独標へもかなり早く到着しましたので、少し先まで足を延ばしてみたいと思います。西穂独標では、人も多くて休憩できませんしね。
「岐阜県の山」の教科書では、「西穂独標から先は非常に不安定な岩稜歩きとなり、ビギナーには手強い。独標の下りからいきなりの技術を要する。」と、書かれていますが、結構キレイに整備されています。

2013年8月27日⑳_1

ガスで景色も何も分かりませんが、両端は断崖絶壁・・・だと思います。とにかく登って下り、岩峰を越えていきます。

2013年8月27日㉑_1

何だか一際、高くそびえる岩峰が見えてきました。

2013年8月27日㉒_1

ややガスが晴れてきたので、後ろを振り返ると、西穂独標が見えました。こんなところだったのか~

2013年8月27日㉓_1

一際高くそびえていた岩稜を登りきると、そこはピラミッドピークでした。
ちゃんとした表示があるんですね。お近くの方にお写真を撮影して頂きます。

「ちょっとガスがかかってきましたね。私達が西穂高岳に居た時は、見晴らし良かったですよ。」

「・・・本当ですか?私は、いつも西穂独標からガスってて、一度も景色を見たことがないんです。。。」

やはり、日帰り登山では、素晴らしい展望をみられる可能性は低いですね。。。

ピラミッドピークはどのあたり???山と高原地図を広げてみます。
8峰と表示があったので、まだ1/3あたりでした
西穂高岳までマダマダです。西穂独標から西穂高岳山頂まで、標準コースタイムは1時間30分です。帰りは1時間10分だそうですが。。。

2013年8月27日㉔_1

ピラミッドピークより先の方を眺めてみます。
あ、ちょっとお腹が空いたので、パンでも食べてみました。
・・・ぼんやりで何だかよく分かりませんが、実はこのピラミッドピークの登りが一番辛かった。。。急なくせに足場も青レンジャーの体に合う位置になく、かなりゼーハーしちゃいました。。。標高も高いので、呼吸もなかなか整いません。

ううう。。。この先、もっとひどい岩稜登りが待っているのかな。。。つ、辛い。。。

丁度、同じような時間に、朝一番の新穂高ロープウェイに乗って来られた方々・・・の何人かが、西穂高岳を目指し、ピラミッドピークを後にしていきます。みなさん、体力ありますね~。本日西穂山荘にお泊りの方もいらっしゃるようです。いいな~。

2013年8月27日㉕_1

色々考えていると、「そして誰もいなくった」・・・

ピラミッドピークに青レンジャー1人、ポツン・・・です。かなり寒いです。おそらく7~8度くらいだと思います。手がかじかんできてしまいました。早く新穂高温泉郷に入りたい。。。温まりにね。。。

温泉にも入りたいのですが、何より、今の時間から西穂高岳を目指して、もし帰れなかったら本当にヤバイので、安全策を取り、ピラミッドピークで引き返すことにしました。西穂高岳まで行けるかもしれない時間ですが・・・う~ん。。。でもしかし・・・やはり、単独行では無理しません。また、いつでも来れますしね。

2013年8月27日㉖_1

そうと決まれば下山下山~。

西穂独標まではあっという間に下りてきてしまいました。西穂独標は、青レンジャーが行きで通過した時よりも、かなり混沌としていました。。。いや、ちょっと大げさですが、西穂独標あたりは一方通行しかできないので、登りの人と下りの人がお互いに待機しながら頃合いを見て行き来しています。おみ足が遅くても速くても安全のために順番順番・・・と思っていたら、トレランらしき男子が、横からすっと追い抜いて行きました。・・・オジサン、ああいう人を怒って下さいね危ないです。。。

2013年8月27日㉗_1

ず~っとガスの中、こちらもあっという間に西穂山荘まで戻ってきました。西穂山荘周辺にはミヤマトリカブトが咲いていました。もう、青花の季節ですね。。。秋だ。。。何だか悲しい。。。

2013年8月27日㉘_1

午後から登られる方も多いんですね~。何十人かの登りの方とすれ違いました。みなさん西穂山荘泊りですよね。明日の朝には、西穂高岳からいい景色が見られるといいですね~。今日は目まぐるしく変わるお天気のせいで、決断力が揺らいだ1日でした。いや、ただの優柔不断か。これが単独行の気ままさですかね~。

で、西穂高口に到着です。丁度、下りのロープウェイが出発したところでした。。。タイミング悪かったです。。。次のロープウェイの便まで30分の待ち時間です。

しかし、へっぽこ青レンジャーの割に、かなり早くロープウェイ乗り場に戻って来てしまいました
ロープウェイの最終便まで、あと3時間も余裕あるよ。。。西穂高岳まで行けたかな。。。青レンジャーチキン野郎・・・チキン熟女・・・チキンガールです。。。
まあ、西穂高岳は次回に持ち越しですね。

靴洗い場で靴を洗い、展望デッキで山々を眺めていましょう。

2013年8月27日㉙_1

笠ヶ岳方面です。上部は雲に覆われています。

2013年8月27日㉚_1

槍~穂~西穂方面です。笠以上に雲が覆いかぶさっています。

2013年8月27日㉛_1

焼岳方面です。ここも重要な部分は布(雲)で覆われています。昔、焼岳から西穂山荘までを歩きました。概ねジメっドロっの登山道でしたが、途中で見た笠ヶ岳の素晴らしさに、深田さんバリに「あの山に登らねばならぬ。」と思ったものです。最後は新穂高ロープウェイから中尾高原登山口まで歩いたという伝説もあります。。。

さて、14時15分のロープウェイで下り、一路、新穂高温泉郷へ~。
どの温泉に入ろうかな~。

2013年8月27日㉜_1

の、前に、少し寄り道します。アルプス大橋から見た笠ヶ岳・・・は、やはり上部は見えませんでした。ここは人が少なく穴場の絶景ポイントです。

アルプス大橋を後に、青レンジャーが向かった新穂高温泉郷は、中尾温泉です。
中尾温泉は新穂高温泉郷の中でマイナーな温泉ですが、けっこういいですよ~。どれだけ中尾登山口愛好家なのか、近くに焼岳の登山口があります。

中尾温泉は栃尾温泉のように、民宿が多いですが、日帰り入浴をあまり受け付けていない栃尾温泉に対し、中尾温泉には日帰り入浴ができるところが多いです。民宿の温泉ですので、新穂高温泉や平湯温泉に比べ、こぢんまり系の温泉ですが、訪れる人も少なく、「勝手にどーぞ。」みたいな雰囲気も好きです。

2013年8月27日㉝_1

キタ~
山田べにこ様を勝手にライバル視シリーズです。訪れた中尾温泉では、青レンジャーしかいませんでした。露天風呂を1人占めです。
4度目の正直のセルフタイマーです。肌の光の飛び具合も良く、いい感じです。未だにトムラウシ山での虫刺されの跡が。。。分かりませんよね~。大変気持ちよく過ごさせて頂きました~。

ちなみに、新穂高温泉郷の日帰り露天風呂では、「髪を洗うお湯も温泉でどーぞ。」なところが多いので、もちろんこちらの温泉も、水道の蛇口がないので、温泉のお湯で頭を洗いましたよ。そこまで硫黄臭漂うお湯ではないので大丈夫です。

8:45 西穂高口
9:45 西穂山荘
10:00 丸山
10:55 西穂独標
11:20 ピラミッドピーク
12:00 西穂独標
12:50 西穂山荘
13:45 西穂高口
(休憩時間45分を含む)

計5時間の山旅でした。



<総論>
来年こそ西穂高岳に行けるか?



帰宅後、何気に「岐阜県の山」の教科書を眺めていたら、「ピラミッドピークの尖峰が特に険しい。」だそうです。どーりで息が切れると思いました~。まだまだ精進が必要です。

で、ピンクレンジャーさんは、最近白山に行かれたとか。朝起きたら8時で、そこから白山に行き、黒ボコ岩まで砂防新道ピストンされたそうです。白山と言えば、8月26~27日にお忍び?で釈由美子様が来られたそうですね。恐ろしく美人+スタイルがよろしいので、かなり目立ったのではないかと思いますが。。。
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2013年夢の北アルプス奥座敷周遊5日目
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊5日目です。

2013年8月9日、ついに最終日を迎えました。
この日が来ようとは、終始雨だった初日には予想もつかなかったことでしょう~。本当に素晴らしい山行になりました。
当初の予定では、

1日目・・・折立登山口→薬師岳→薬師岳山荘泊 (計8時間50分)
2日目・・・薬師岳山荘→黒部五郎岳→黒部五郎小舎泊 (計8時間)
3日目・・・黒部五郎小舎→三俣山荘→鷲羽岳→水晶岳→高天原温泉泊 (計10時間)
4日目・・・高天原温泉→雲ノ平→薬師沢小屋→太郎平小屋 (計8時間20分)
5日目・・・太郎平小屋→折立登山口 (計3時間10分)

と、初日に薬師岳も登る予定だったのですが、雨の山行でしたので、あえなく撤退。で、実際の山行が、

1日目・・・折立登山口→太郎平小屋(計4時間45分)
2日目・・・太郎平小屋→北ノ俣岳→黒部五郎岳→黒部五郎小舎→三俣山荘(計11時間35分)
3日目・・・三俣山荘→鷲羽岳→ワリモ北分岐→水晶小屋→水晶岳→ワリモ北分岐→高天原山荘(計8時間5分)
4日目・・・高天原山荘→高天原峠→雲ノ平山荘→薬師沢小屋→太郎平小屋(計10時間40分)

と、2日目以降は予定通り以上にコマを進ませることができましたので、最終日の5日目、予定通りですとかなり余裕があります。薬師岳も登頂もできるかも!!!

2013年8月9日①_1

お早うございます。太郎平小屋の屋根裏部屋からの風景です。ガスってます。。。

こんなガスの中、薬師岳に行ってもな~ということで、潔く、5日目は折立登山口に下るだけにしました。薬師岳なら、いつでも来れるし~。太郎平まで来たら、もう下山したような感覚になり、早くお風呂に入りたい~
という一心でした。。。

3日目の高天原温泉で、念願の温泉に浸かり、髪の毛にも温泉のお湯をぶっかけましたが、やっぱり石鹸などで洗いたい~

昨日、へっぽこ登山隊と同様に屋根裏部屋に泊まられた方々は、朝、早々に出発されてしまいました。残るは、へっぽこ登山隊と、雷鳥さん情報を教えて下さった、千葉県からの羨ましいご夫婦の方だけです。ご夫婦も、今日は折立に下山するだけのようです。

ご夫婦とともに昨夜の納得できなかったオジサンの話になります。

奥さん:「昨日の人、ビックリしたよね。」

:「あれは絶対、ご主人がいらっしゃらない時を狙って、言ったんだと思います。夜早く寝て、朝私達はゆっくり寝たいのに、朝早くから荷物ゴソゴソして、それはいいのかって思います。」

ご主人:「山小屋なんだから、消灯過ぎて話していたら、それは怒っていいけど、消灯前に言うなんてなあ。消灯までしゃべるのも勝手、寝るのも勝手、朝早く発つのも勝手。消灯前に早く寝ろって言うなら、朝荷物をゴソゴソしないようにちゃんと荷物の整理をすべきだと思うね。」

何はともあれ、ご主人が席を外される直前まで4人で話していたのに、ご主人のいない時を狙って言われたのがイヤラシイ。。。

・・・へっぽこ登山隊は、山で本当に色々な人に出会ってきました。このご主人の様に、親切に色々と教えて下さるステキな方もたくさんいらっしゃいますが、「早く寝ろ!」のオジサンのように、若い女子(へっぽこ登山隊も含めていいですか?)を狙って色々といちゃもんつける人もいます。同じことをしていても、同年代のオジサンやオバサン、男子には何も言わないのに、若い女子には難クセつせる人って・・・どうなんでしょうね~。山に行ったら、自然はみな平等ですよ
まあ、今後もへっぽこ登山隊は、人の少ない静かなお山を狙って行こうと思います。。。

・・・愚痴ってスイマセン。。。主に女子だけの登山サークル?の悩みですね。。。へっぽこ登山隊はサークルだったのか。。。

2013年8月9日②_1

太郎平小屋の屋根裏部屋を撮影してみました。この屋根裏部屋は、まだ広い方だそうです。もう少し狭い屋根裏部屋もあるとか。。ピンクレンジャーさんの荷物が一向に片付きません。

ゆっりと荷物を整理し(ピンクレンジャーさんが!)、一番最後に屋根裏部屋を出ます。
本日は、朝食も頼まず、持って来た非常食を朝食代わりにします。朝食を食べていると、太郎平小屋のスタッフが広場に集まって、何やらラジオが流れてきました。

2013年8月9日③_1

ラジオ体操ですね~。太郎平小屋では毎日されるようです。へっぽこ登山隊も、思い出作りにラジオ体操に参加してみました。・・・あまりにも久し振りなので、ラジオ体操を忘れていました。。。

2013年8月9日④_1

ラジオ体操後、その辺りにいらっしゃった、25歳くらいの若いメガネっ娘女子にお写真をお願いしてみました。太郎平小屋のスタッフさんかな~っと思っていたら、なんと登山ツアーのガイドさんでした
お話しをよく聞くと、その登山ツアーは20人程いらっしゃり、へっぽこ登山隊と同じく、4泊5日で立山室堂から、五色ヶ原→スゴ乗越→薬師岳→太郎平小屋と歩き、今日は太郎平小屋から折立登山口まで下山するとのことでした。そして、25歳くらいのメガネっ娘女子ガイドさんは、明日から2連休で、お友達と北岳に行かれると、楽しそうに話されていました。若いっていいですね~。

2013年8月9日⑤_1

まだまだガスが晴れそうにありません。初日同様の景色で、下山開始してすぐに太郎平小屋が霧の中に消えていきました。

2013年8月9日⑥_1

時折、登山道が浮かび上がります。折立からの登山道は、本当によく整備されていますね。

2013年8月9日⑦_1

五光岩ベンチですが、五光岩は・・・よくわかりません。

2013年8月9日⑧_1

少しずつ下って行くと、ガスが晴れてきました。そして、チラホラと登りの登山者ともすれ違うようになりました。お盆休みに向けて、これから一気に登山者の数が急増するんでしょうね。

2013年8月9日⑨_1

ここまで来ると、お日様も見えますが、薬師岳も他の山に邪魔されてわからなくなりました。
そして、登りの登山者の数も恐ろしく増えてきました。富山駅→折立登山口までのバスの時間と連動して、次から次へと登られてきます。多分・・・100人・・・いや200人はいらっしゃったのではないでしょうか。登り登山者待ち必須です。

この時、登られる方々全員から、洗濯洗剤のいい香りがしました。。。汗臭い方なんて1人もいません。。。みなさんいいな。。。ああ、へっぽこ登山隊も早くお風呂に入りたい。

2013年8月9日⑩_1

おお~、これが有名なアラレちゃん看板ですね。初日は雨の中、たくさんの小学生がたむろしていて、チェックできませんでした。

アラレちゃん看板を過ぎると、次のチェックポイントは折立登山口となります。あれ~、もう下山してしまいそうです。

アラレちゃん看板を過ぎたあたりで、60~70歳台の男女混合の10人程度のグループとすれ違いました。そのグループは、あまり休憩に適さない登山道のど真ん中にたむろしておりました。こんなところで休憩???といぶかしげに思っていると、どうやら、ある女性の登山靴のソールが剥がれたようでした。そこで、男性2人が登山靴を応急処置しております。ピンクレンジャーさんも青レンジャーも、ソールが剥がれないか心配ですので、登山靴は3年程度で替える傾向にあります。というより、ソールが何だかすり減って滑りやすくなったカモ・・・という感じで替えちゃいます。しかし、こうも思いました。

「ソール剥がれるの怖いよね~。でも、こんな登山口出てすぐにソール剥がれるなんて、見た目的にも結構年期入ってる登山靴だったよね。」
「私も思った。大きな山行前にソールチェックしなかったのかな?年期が入っているならなおさら。」
「しかも、応急処置して、その後も登るんだ・・・」
「あー、それ、私も思った。応急処置だけで、多分長い山行だと思うけど、大丈夫なもんなのかな。」
「そうだよね~。あと、登山メンバーにも迷惑かけるよね。ピンクレンジャーさんと2人旅なら、たとえ、ピンクレンジャーさんが、登山靴の中敷きを忘れても、迷惑かけるのは青レンジャーだけでいいけど、メンバーが多くなればなるほど大変だよね。」

女性の方は、無事山行を終えることができたのでしょうか?

2013年8月9日⑪_1

で、程なく折立登山口に到着しました。

やった~
去年から考えていた、壮大な山旅はここに完結です
雲ノ平を制したら、来年はどのお山に行こうかな~
もうすでに、来年の山行予定を考えてしまっています。

2013年8月9日⑫_1

登山口をウロウロしていると、雷鳥さん情報の羨ましいご夫婦も、すでに下山され、バスを待っていらっしゃいました。そこで、お互いにお写真を写し合いっこし、無事、4泊5日の山旅は終了です。



6:45 太郎平小屋
9:45 折立登山口
(休憩時間は・・・不明。)

計 3時間の山旅でした。

<総論>
夢の雲ノ平を周遊でき、大大大満足です。



・・・余談話しその1です。

折立登山口とセットで入られる温泉があります。それは「亀谷温泉」と呼ばれる温泉なのですが、以前温泉同好会の青レンジャーの記憶では、露天風呂がないところなので、少し離れた「吉峰温泉」に行きました。吉峰温泉は、少しぬるっとしたお湯で、広くて気持ちいいです。朝から多くのお客さんが来ており、大変人気のある温泉です。しかし、富山県側の北アルプスへの登山口周辺には、新穂高温泉のように硫黄の温泉が少ないのが残念です。。。



・・・余談話しその2です。

時を同じくして、山岳部女子さんが北アルプスに行かれたそうです。コースは、立山→五色ヶ原→スゴ乗越→薬師岳→黒部五郎岳→双六岳→新穂高温泉・・・という、へっぽこ登山隊よりも超長い縦走コースを歩かれるとのことでしたが、帰ってお話を伺うと、最後、双六岳も通り越して、西鎌尾根を歩き、槍ヶ岳まで登頂されたそうです
・・・太郎平小屋で出会った、25歳くらいのメガネっ娘女子ガイドさんのツアーは、その半分を4泊5日で行かれたんですけど。。。いったいどちらの山小屋に泊まられたのか、伺いたくなるようなコースです。山小屋は、五色ヶ原山荘、薬師岳山荘、黒部五郎岳小舎、槍ヶ岳山荘・・・だそうです。凄いです。



・・・余談話しその3です。

最近、ピンクレンジャーさんが、青レンジャーを置いてけぼりにし、、、燕岳に行かれたそうです。誰と行かれたのか・・・ピンクレンジャーさんに緑レンジャーさん同様、春が来そうでしょうか。年功序列に行って頂かないと~。
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊4日目
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊4日目です。

2013年8月8日となりました。

2013年8月8日①_1

お早うございます。高天原山荘です。高天原山荘は山間に建っているので、すでに夜が明けていますが、やや薄暗く感じます。

昨日、川で洗濯をしたへっぽこ登山隊ですが、結局乾燥室は稼働せず、速乾性Tシャツは何とか乾いたものの、靴下やピンクレンジャーさんのレッグウォーマーはびしょ濡れのままです。どうしたものか・・・ということで、靴下はザック両脇のポケットへ、レッグウォーマーは上記の様にカラビナでくくりつけました。

さて、今日も朝食はお弁当にして、高天原山荘を出発です。

本日の予定は、昨日8時間程度の山行で、体がとても楽だということに気が付き(今更!!!)、本日も6~8時間程度の山行予定にしたいと思います。4日目ということもあり、ここからはそろそろ折立登山口に戻って行かないといけません。そして戻る際にはぜひ日本最後の秘境、雲ノ平を通りたい~
で、本日の宿泊先は薬師沢小屋に狙いを定めたいと思います。高天原山荘でご一緒になった、東京から来られた、多分ピンクレンジャーさんと青レンジャーが、ウン十年後こんな風になるのかな???と思う2人組の女性の方が、

「薬師沢小屋は良かったよ~。今日、また泊まるから予約したけど、まだ余裕ありそうだったよ。」

とおっしゃって下さったので、薬師沢小屋にぜひ泊まりたい~。標準コースタイム6時間5分です。これなら雲ノ平でゆっくりできそうです。

2013年8月8日②_1

高天原山荘周辺の草原です。草原と言うより地塘が点在しているやや湿った場所です。なので蚊がたくさんいるようで、山荘では常に蚊取り線香が焚かれていました。

2013年8月8日③_1

昨日は、温泉温泉温泉・・・で、ゆっくり見る余裕がなかったのですが、高天原山荘周辺は木道が整備されており、ニッコウキスゲが咲いていて、とてもキレイなところです。薬師岳と水晶岳の山肌が見えて、とてもいい場所に建っています。お写真で見えるお山は薬師岳の方ですね。

2013年8月8日④_1

薬師沢と昨日通った岩苔乗越への分岐まで来ました。今日は薬師沢方面に行きます。

2013年8月8日⑤_1

薬師沢方面の道も・・・やっぱり、ジメッとしたドロドロの樹林帯の中でした。。。まだ朝も早く涼しいのですが、すでに虫がたくさん乱舞しております。。。
昨日、高天原山荘でご一緒になった、東京から単独で来られた超ベテランの50歳代くらいの女性が、薬師沢から高天原峠を通り、高天原山荘に来られたそうですが、ところどころ雲ノ平的なキレイな場所があるものの、多くはジメっドロっだそうです。本当にその通りでした。

2013年8月8日⑥_1

うへ~ハジゴ。。。これがまた徐々に急登が多くなり、このハジゴは、あと2つ続いていました。。。

これまた、昨日高天原山荘でご一緒になった、多くの諸先輩方々は、高天原温泉に行くのに薬師沢から沢沿いの大東新道を使っていました。滑落事故も発生しておりますが、前半は沢沿いなので涼しいんですかね。高天原温泉に続く登山道の中で、一番辛いのは、景色もへったくりもない、この高天原峠からの道だと思います。まあ、総じて高天原温泉は、どの登山道を選んでも、多少の難はあるのですね。。。

2013年8月8日⑦_1

おや~、何だか景色が開けてきました。高天原峠の様です。

2013年8月8日⑧_1

久し振りの木道~。楽~。そして、雲ノ平っぽい~

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チングルマとアオノツガザクラが死ぬほど群生していました~。さすが雲ノ平~
こんなに生き生きしたチングルマは久し振りに見ました。夫婦チングルマ。。。

2013年8月8日⑩_1

木道を歩いていくと、奥スイス庭園なる場所に出ました。

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スイスっぽい?
木道が敷かれ、脇にはチングルマ、イワイチョウ・・・の葉っぱがたくさんありました。

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山々が見えるので、奥スイス庭園なんでしょうか?お写真のお山は、薬師岳ですね。岩の間からはキバナシャクナゲが咲いていました。
ピンクレンジャーさんのレッグウォーマーは乾いたでしょうか?・・・まだでした。。。

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ここは遅くまで雪渓が残る場所なんですね~。雪渓が多いと道迷いしそうな場所です。

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雲ノ平の大地が見えてきました。お写真向かって右側から伸びる丘を登りきれば、雲ノ平山荘も近いです。歩き始めて3時間、さすがにお腹が空きました。このあたりで、朝食を済ませます。高天原山荘のお弁当は、おにぎり2個にタコさんウインナーなどおかずも付いて、大変美味しかったです。

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丘を登りきると、雲ノ平山荘が見えました。アコガレの雲ノ平にもうすぐ到着です。

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でも、ちょっと待った~
何じゃこのチングルマの量は
至る所で、チングルマ、アオノツガザクラ、キバナシャクナゲの狂演ですがな~。
雲ノ平山荘になかなか行けない~。

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で、無事、雲ノ平山荘に到着です。
早速、中で何か冷たい飲み物でも買って休憩しましょう~。

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雲ノ平山荘は収容人数70人の山小屋で、2010年に改築されたそうです。なので、中は超キレイ~
小屋の支配人さんは若者男子なので、トイレも水道の作りも本当にオシャレです。岳人なら一度は泊まってみたい山小屋~。しかし、やはり北アルプスの奥地。ここまで来るのに標準コースタイムで10時間はかかります。。。
スタッフもとても親切で若い~。へっぽこ登山隊がお話した、23歳くらい(勝手に妄想!)のきゃわいいメガネっ娘女子は、雲ノ平に魅せられて雲ノ平山荘で働くことになったとか。本当に雲ノ平が好きで好きで好きでたまらない~といった気持ちがよく伝わりました。メガネっ娘女子さんからは、本日薬師岳山荘が予約で満杯だというお話をお聞きしました。大丈夫です、へっぽこ登山隊の足では、今日、薬師岳山荘まではムリですから。。。

雲ノ平山荘には、ケーキセットまで売っているので、早速注文することとしました。

2013年8月8日⑲_1

お山でケーキが食べられるなんて。。。一度は行きたい燕山荘のケーキバイキング。山でケーキって夢の様です。

ピンクレンジャーさんは、コーヒーの美味しさに感動しておりました。確かにコーヒー、美味しかったです。しかし、青レンジャーはト、トイレの心配が。。。

「今日は薬師沢までの短いコースだから、雲ノ平でのんびりできるね~。」

ピンクレンジャーさんとともに、雲ノ平のテラスで風景を眺めながらのんびりします。
雲ノ平は雲ノ平山荘に2泊してゆっくりするところだと痛感いたしました。

・・・本当は、スイス庭園まで行きたかったのですが、往復すると1時間程かかりそうなので、次に来た時の楽しみにしておきます。

雲ノ平山荘で小1時間くらい休憩していたでしょうか。あまり休むと、根が生えそうなので、そろそろ薬師沢小屋に向けて出発します。

2013年8月8日⑳_1

雲ノ平小屋周辺は、ギリシャ庭園と呼ばれ、本当にキレイです。登山道脇にはチングルマ、アオノツガザクラ、キバナシャクナゲが最盛期を迎えていました。

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しばらく歩くと、次は奥日本庭園です。ハイマツが多いので日本なのでしょうか?

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眺めは最高です。お写真向かって左側のお山は、黒部五郎岳ですね。

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振り返ると槍ヶ岳が見えました。今日もキレイに見えますね。

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アラスカ庭園です。オオシラビソが多いので、アラスカなんでしょうか。

アラスカ庭園を過ぎると、周囲の木々が高くなり、程なくして樹林帯の中に入ります。

2013年8月8日㉕_1


ここから、この4泊5日の縦走中、最大の試練が待っていました。
この登山道、苔むした湿り気のある大きな岩が点在しているんですけど。。。なので滑る滑る。。。しかも、急登。。。少し土が露出している場所もあるんですが、ドロドロです。周りは樹林帯に覆われ、景色も何も見えません。。。

「雲ノ平、まだですか?」

薬師沢方面から来られる方が、口々にへっぽこ登山隊に聞いていました。薬師沢方面から来ると、登山道は急登の登りで、みなさん大汗をかきながらバテバテで登られていました。
かといって、下りのへっぽこ登山隊も岩で滑って滑って大変です。思わず、

「薬師沢はまだですか?」

と聞きたくなります。

こんな悪路、もう二度は行けまい。。。そういえば、雲ノ平に行かれる方の多くは、なるべく薬師沢を通らなよう、双六方面に抜ける方が多かったような気がします。。。みなさん知っているんですね~。どの登山道が一番キレイで楽しいかということを。へっぽこ登山隊も、次回雲ノ平に行く際には、新穂高温泉より左俣林道~小池新道~双六小屋経由で来たいと思います。

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は~、薬師沢小屋はまだか~。沢の音が遠くから聞こえます。
ピンクレンジャーさんも、青レンジャーも靴をツルツル言わせております。このあたりで、青レンジャーのストックのゴムキャップが埋まり、掘っても掘っても簡単に取れない~!!!やや意地になり、軍手と手を泥だらけにして取ってやりました。おかげて、自宅に戻ってから、その軍手はポイしましたよ。

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薬師沢が見えてきました~。もう少しで薬師沢小屋です。

2013年8月8日㉘_1

本日宿泊予定の薬師沢小屋が目の前に~
薬師沢小屋は、収容人数70人の山小屋です。川の近くに建っており、渓流釣りを目的に来られる方も多いそうです。

2013年8月8日㉙_1

この吊り橋を渡ると、晴れて薬師沢小屋到着です。本当にトンデもない場所に建っていますね~。

薬師沢小屋で、若いお兄さんに本日の薬師沢小屋の予約状況を聞きます。

「今日は、昨日と同じくらいの予約状況で、おそらく定員越えはするでしょう。」

・・・・・

・・・



そ、そうですよね。雲ノ平を目指すと、一番最短で来ることのできる折立登山口を選びますよね。そして、朝一番で折立登山口から来ると、初日は薬師沢小屋に泊まりますよね。。。
布団1枚に2人とか寝ることになるのかな。。。う、う~ん。。。

薬師沢小屋は、太郎平小屋と経営母体が同じなので、一応、太郎平小屋の予約状況もお聞きします。

「太郎平は小屋自体も大きいので、今日は予約で100人ちょっとなので、多分比較的余裕があると思います。」

・・・それを聞いたら、太郎平小屋まで行きたくなるじゃないですか。

「薬師沢から太郎平までの道はどんなもんですかね?まさか、雲ノ平から薬師沢までのような悪路ですか???」

ここ、重要です
先ほどの悪路であれば、ぎゅうぎゅう詰めでもいいので、薬師沢小屋に泊まります。

「いや~、あれほど道は悪くないです。最後は少し急登の登りですが・・・。今日はどちらから来られました?」

若いお兄さんに、本日は朝6時頃高天原山荘を出発し、雲ノ平を通ってここまで来たことをお話します。

「高天原山荘からここ(薬師沢小屋)までだいたい7時間かかっていますので、おそらく太郎平まで2時間30分で行けると思います。そうすると、太郎平到着は16時30分くらいですね。」

薬師沢小屋は標高1920mに対し、太郎平小屋は標高2330mで登ることとなります。体力的には、普通の登山道であれば、2時間30分程度なら歩けそうです。あとは、お天気と山小屋到着時間。。。幸い、本日は常に薄曇りで、怪しい入道雲の発達は見当たりません。太郎平小屋到着16時30分くらいなら・・・最後疲れたとしても、17時には到着できるかな。。。2人で話し合い、結論を出します。

「それなら、今日は太郎平に泊まることにします。」

「わかりました。無線で太郎平に予約を入れておきますね。」

・・・結局、へっぽこ登山隊は「体に優しく10時間歩行」の運命なんでしょう。薬師沢小屋で、500mlのジュースを飲み、お弁当の残りを平らげます。そして、冷たくてとても美味しい水を補給し、再び太郎平小屋に向けて歩きます。今回のこのコースは、至る所に水場があり、飲み水に困らないコースですが、4泊5日の縦走の中で、薬師沢の水が一番美味しかったです。

薬師沢小屋では、そんなに多くの方とすれ違いませんでしたが、丁度同じような年代のカップルがベンチで休んでいました。テン泊の夫婦の様です。その夫婦は、へっぽこ登山隊と同じく、太郎平方面に帰るのでしょうか?まさか、今の時間から雲ノ平方面に行くわけないよね。。。ただ今14時くらいです。
あ、雲ノ平方面でした。。。

え?今の時間からあの悪路を通って行くの???
思わず2人で顔を見合わせてしまいました。

へっぽこ登山隊が雲ノ平から薬師沢まで、下りでさえ3時間はかかっていたのに、この時間から更に悪路の登りの雲ノ平まで行くの???雲ノ平のテン場は、雲ノ平山荘の更に25分ほど奥にあります。
け、健脚の方々なのかな。。。いやいや、どう考えても、13時台に薬師沢小屋ってどーよ。
あんな悪路が待っていることも知らずに。。。少しやっかみも入っているでしょうか?

「あのアベック、大丈夫かな・・・」

ピンクレンジャーさん、イマドキ「アベック」なんて言葉、久し振りに聞きましたよ。青レンジャー、アベックと言えば、「アベック満水競争」しか知りません。。。ピンクレンジャーさん、「アベック満水競争」は知らないと言われますが、ええ~、本当???

<アベック満水競争>
アベック満水リレーとも言うらしいが、湯のみ茶碗に水を入れて、一升瓶が置かれているところまで男女二人三脚で行き、一升瓶に水をツルツルいっぱい(水面が溢れんばかりに満杯になる様)になるまで入れる運動会の競技。青レンジャーの幼き頃の記憶では。

話しがえらく脱線しましたが。。。

しかし、14時から雲ノ平のテン場まで、標準コースタイムで3時間50分ですが。重い荷物を背負って、果たして標準コースタイムで行けるのか。。。たとえ標準コースタイムで行けたとしても、テン場到着18時で、そんな時間に到着すると、山小屋のオヤジに怒られる時間ですよ
休憩を含めると、テン場到着19時で、その時間からテント設置、夕食・・・と、できるんかいな~。

健脚の方でしたら、よからぬ心配なんですがね。。。

心配なアベック・・・カップルを見送りつつ、へっぽこ登山隊も太郎平小屋に向けて歩き始めます。

2013年8月8日㉚_1

これがまた、なんちゅー道が整備されているんや~。雲ノ平~薬師沢間の道とは大違いです。薬師沢小屋を越えてすぐにカベッケヶ原があります。どういう意味なんでしょうか???

2013年8月8日㉛_1

木道が敷かれ、登山道の脇にはニッコウキスゲが咲いています。
この風景、何だか雲ノ平を思わせるようですね。
こんな景色が続いたら、このまま雲ノ平まで続くと思ってしまいますよね。

「こんな登山道が続くとばかり思うなよ・・・」

ピンクレンジャーさんがどなたかに向かって、ボソっとつぶやいておりました。

2013年8月8日㉜_1

キヌガサソウが咲いておりました。

で、結局、太郎平~薬師沢までの登山道の多くには木道が敷かれ、大変整備されておりました。

2013年8月8日㉝_1

最後の急坂でしょうか?
散々歩いてきたので、少々疲れて登山スピードは遅いですが、最後の急坂も大変整備されており、大したことはありませんでした。

「こんな登山道が続くとばかり思うなよ・・・」

本当にその通りです。太郎平から薬師沢に来られる方々は、みなさんその登山道の落差に驚くことでしょう。
へっぽこ登山隊的には、「雲ノ平には双六経由で行く。」という共通認識が生まれました。

太郎平~薬師沢間で、多分30人程度の方とすれ違いましたが、みなさん本日は薬師沢小屋に宿泊なんでしょうね。けっこう多いですね。へっぽこ登山隊は太郎平小屋に変更して良かったと思います。

2013年8月8日㉞_1

何だか峠を登り切った感じです。木道が現れてきました。太郎平も近いですね。

2013年8月8日㉟_1

1日目にお世話になった、あの太郎平小屋が再び見えてきました~
2日目の朝、天気が悪く、果たして4日目に同じこの場所に戻って来れるのか心配しておりましたが、予定通り、この場所に戻ってくることができました~。みなさんありがとう~

2013年8月8日㊱_1

って
太郎平小屋手前で、一旦下るんかい~。
このまま、木道フィニッシュかと思った。。。

2013年8月8日㊲_1

で、本当に本当に太郎平小屋が近づいてきました。さすがに、フェイント登山道はもうないよね~。

2013年8月8日㊳_1

あ~ん、懐かしの太郎平小屋に到着です。

無線予約をしてるので、すんなり宿泊手続きをします。

「薬師沢小屋から予約していました、青レンジャーです。」

と言い終わると、太郎平小屋の受付の時計が16時30分となりました。薬師沢小屋の若い兄ちゃんの洞察力は凄いです
さすがプロ~。

受付後、売店でジュースを購入し、一息入れます。

それにしても、太郎平小屋はいつも賑わっていますね。あまり人里離れた山奥にいると、太郎平の喧騒が銀座かと思いました。

太郎平小屋には、本日遅めに到着しましたので、お部屋は3階の屋根裏部屋でした。太郎平小屋って3階あるんだ・・・。

2013年8月8日㊴_1

体をひと拭きし、お待ちかねの夕食です。
今回も、野菜などバランスの良いお食事でした。さすが太郎平小屋~。
夕食時、隣の席にはアメリカとニュージーランドから来られた男性の方とご一緒になりました。幸い、アメリカから来られた方は日本語ペラペラの方で会話には困りませんでした。ピンクレンジャーさんも青レンジャーも学生時代、英語は苦手でした。。。体が5㎝程浮いた緑レンジャーさんがいれば。。。

夕食後、お部屋で岡山県から来られた羨ましいご夫婦の奥様と談笑します。このご夫婦に雷鳥さんの逸話(人間の前にわざと出没する話)をお聞きしたのです。

しかし、丁度ご主人が席を外している間に、同室の60歳代くらいの男性の方から、

「明日早んで、静かにしてもらえんかね!」

と怒られました。まだ、19時ですけど。。。

・・・仕方なく、静かにして休むこととしました。。。

何だかモヤモヤしますが、おやすみなさい

5:50 高天原山荘
7:45 高天原峠
9:40 雲ノ平山荘
11:10 アラスカ庭園
13:25 薬師沢小屋
16:30 太郎平小屋
(休憩時間2時間を含む)

計 10時間40分の山旅でした。

<総論>
やはりへっぽこ登山隊は、「体に優しく10時間歩行」。



4日間で太郎平まで戻って来ました。明日はとうとう最終日の5日目です。5日目に薬師岳に登る時間がありそうですが。。。さて、どうするへっぽこ登山隊
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊3日目
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊3日目です。

2013年8月7日になりました。この日も、朝食はお弁当にして頂き、三俣山荘を後にします。

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朝焼け~の 1秒前に~

のっけからこんな絶景ですけど
今日はとても天気が良さそうです
1、2日目とガマンしたかいがありました。

三俣山荘は、三俣蓮華岳と鷲羽岳の鞍部に位置し、黒部源流の山々が360度見渡せる大変素晴らしい場所に建っております。ご覧のとおり、槍ヶ岳がはっきりくっきりと見えます。

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昨日登頂した、黒部五郎岳には朝日が当たっております。

2013年8月7日③_1

さて、本日は当初の予定通り、鷲羽岳→水晶岳→高天原温泉を目指して歩きたいと思います。黒部五郎小舎ではなく、三俣山荘まで来たので、高天原温泉までたどり着くには妥当な標準コースタイムです。7時間30分、うんうん、これくらいが丁度いいですね。
三俣山荘からは、鷲羽岳の急坂が続いているのが見えます。。。朝一番にこのきつそうな登りは耐えれるか心配です。。。

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少しずつ傾斜がきつくなってきます。まだまだ鷲羽岳頂上には着きませんね。鷲羽岳まで標準コースタイム1時間30分です。

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鷲羽岳は、白い岩や砂が多いお山なんですね。

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そこそこ登ってきましたね。黒部五郎岳や、昨日歩いた太郎平~北ノ俣岳の稜線が見えています。思えばずいぶん遠くまで歩いてきたものだ。お写真向かって手前右側の丘の様なお山が、雲の平に続くお山、祖父岳ですね。

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何度見ても飽きません
西鎌尾根から続く槍ヶ岳です。その奥には穂高連峰も、これまたはっきりくっきりと見えます。
2年前、へっぽこ登山隊もこの西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳に行きました。今日のようなお天気に歩くと、さぞかしキレイでしょう~。へっぽこ登山隊が行った時は、天気が悪く、なんのこっちゃわかりませんでした。。。
西鎌尾根のお写真向かって右側寄りのところ、鞍部の様な場所に双六小屋が見えます・・・縮小画像では分かりませんが。。。双六小屋も大変いい山小屋で、あの水の美味しさは忘れません。

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おや~、池が見えます。鷲羽池ですね。その奥の山並みに、ちょこんとプリンが見えるのが、常念岳ですね。安曇野から見ると、凄く近くに見えてキレイなお山です。青レンジャー、まだ行ったことがありません。行きたい~。

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やった~
鷲羽岳(標高2924.2m)登頂です~
祝!!!日本百名山31座目です。
丸っこい文字のこの「鷲羽岳」が見たかった。
へっぽこ登山隊は2人とも、かなりむくんだ顔をしております。さすが高山や~。

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鷲羽岳頂上からの眺めは、言わずもがな素晴らしかったです

お写真向かって左側より、槍・穂。手前が西鎌尾根の一番右側は双六岳。右側の奥には、焼岳、乗鞍岳、そして一番遠くに御嶽山が見えます。

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お写真向かって左側の方に、ぴょこんと顔を出しているのが笠ヶ岳ですね。へっぽこ登山隊が去年行きましたね~。伝説の恐ろしい笠新道から。。。今でも、笠新道は鏡平を通って登った方がいいと思っております。

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そして、昨日の黒部五郎岳~太郎平へ続く尾根~。手前の丘の様なお山が祖父岳~。

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薬師岳もキレイに見えます。遠くからでも白いお山
お写真向かって右側にあるお山は、これから目指す水晶岳です。け、結構遠いね。。。

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水晶岳のアップです。手前はワリモ岳、奥に水晶岳です。

何回、この360度のお写真を撮影したことか。。。キリがないので、そろそろ次のお山、水晶岳に向けて出発します。

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下りは鷲羽岳から北側につく道を使いましたが、登り程きつくなく、あっという間に下ってしまいました。

行動し始めて、そこそこお腹が空いてきました。鷲羽岳とワリモ岳の鞍部で朝食を食べます。三俣山荘のお弁当は、酢飯の上に鮎の甘露煮が乗っていました~。美味しい~。

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お腹も満たされると、再び水晶岳に向けて歩きます。

ワリモ岳を超えると、ワリモ北分岐点に着きました。ここは、へっぽこ登山隊が来た鷲羽岳からの道と、水晶方面への道、そして雲ノ平や高天原温泉へと道が5つに分岐する重要な地点です。

山と高原地図の「剱・立山」をお持ちの方はわかると思いますが、水晶岳を登り、更に高天原温泉へ抜ける登山道があるのですが、その登山道は急で、整備がそれほどされておらず迷いやすい道で、熟達者向きだとか。同じようなルートを歩いている諸先輩方々からも、「あの道はキケンだからやめた方がいいよ。」と言われていましたので、もちろんへっぽこ登山隊は使わずに、水晶岳に登った後はこのワリモ北分岐まで戻り、高天原温泉を目指したいと思います。

ワリモ北分岐から水晶岳をピストンされる方も多いため、このように重い荷物を置いて行かれる方もいらっしゃいますが、水晶岳からのピストンは、標準コースタイムで2時間40分もかかるので、へっぽこ登山隊は荷物もそのまま持っていこうと思います。

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水晶岳への道は、鷲羽岳とは違い、大変お花の多い登山道でした。
白いお花はイワオウギ、ピンクのお花はタカネシオガマです。その他、ミヤマコゴメグサ、イワツメグサ、タカネツメクサ、シコタンソウ、ミヤマキンバイ、クモマスミレ、イワベンケイ、ミヤマリンドウ、イブキジャコウソウが咲いておりました。そして、冬には雪が多く溜まりそうな場所には、シナノキンバイ、クルマユリ、ハクサンフウロが咲いていました。水晶岳は青レンジャー的に、花の百名山ですな~。

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水晶小屋にとうちゃ~、あ~
再び雷鳥さんが~
こんな晴天なのに、親子でお食事会ですか~。

後ほど出会った、千葉県からいらっしゃった素敵なご夫婦のご主人曰く、人間は危害を加えず、しかも人間がいるとタカやトンビが逃げて行くので、雷鳥さんはわざと人間のいるところに出没するのだとか。なかなか賢いですな~。

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さてさて、水晶小屋です。本当にこじんまりとしていていい小屋です。トイレには蚊取り線香が焚かれていましたので、虫がほとんどいませんでした。工夫なさっています。

水晶小屋は収容人数30人の小さな山小屋です。どの登山口からも10時間以上はかかる、奥地も奥地のしかも稜線に建つ山小屋ですので、混雑必須です。予約はした方がいい山小屋ですね。

2013年8月7日⑳_1

今日は久し振りの晴天ですので、屋根で布団干しですね。今日、水晶小屋に泊まられる方はラッキー☆ですね。
屋根越しに見る水晶岳もいい眺めです。

水晶小屋に重い荷物を置き、水晶岳をピストンしたいと思います。重い荷物を置くと、体が軽い軽い~。バランスが取れないくらい、ちょっとおかしな感じです。

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あら~、水晶岳って、結構険しいんですね。
ピンクレンジャーさん曰く、槍よりも穂よりも怖かったとか。「だって、槍穂は鎖や梯子がきちんと整備されてるし~。」だそうです。

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水晶岳は、昔、水晶が採れたそうです。以前は黒岳と呼ばれていたそうですが、水晶の方が有名になり、水晶岳の呼び名の方がメジャーになったとか。上部に行くと、このように水晶が見られます。そして、登山道も水晶の粉が混じり、大変キラキラしていました。
これ、何だかほじられた跡???採っちゃダメです・・・と、林野庁の看板がありました。

2013年8月7日㉓_1

ああ~
これはチョウノスケソウ
少々腐っておりますが、初めて見ました~。

2013年8月7日㉔_1

頂上付近にはミネウスユキソウが群生していました。4泊5日の山旅で、ミネウスユキソウはここでしか見られませんでした。

2013年8月7日㉕_1

祝!!!日本百名山32座目です。水晶岳(標高2986m)頂上です。
水晶岳頂上は狭く、10人程立てれるか・・・の場所でした。
こんなに天気の良い日に、北アルプスの最奥地に来れたのは本当に幸運でした~。ぽっ

2013年8月7日㉖_1

水晶岳からの眺めも最高です。歩いてきた鷲羽岳に槍穂、双六、笠、そして、焼岳、乗鞍岳・・・
全部一度に見られます。

2013年8月7日㉗_1

こちらは、双六、笠、黒部五郎、手前は祖父岳~雲ノ平・・・

2013年8月7日㉘_1

そして、黒部五郎~太郎平の稜線、中央の平らなところは雲ノ平・・・雲ノ平山荘も見えます。縮小画像では分かりませんが。。。

丁度、三俣山荘から抜きつ抜かれつつしていた、50歳代くらいのかなり旅慣れた羨ましいご夫婦が、へっぽこ登山隊と同じく、3日目は高天原温泉に宿泊されるとか。しかし、ルートは、水晶岳を越して、直接高天原温泉に下る、へっぽこ登山隊が、諸先輩方々にキケンと止められたルートで行かれるそうです。後ほど高天原温泉で、温泉沢ノ頭ルートの感想をお聞きしましょう。

2013年8月7日㉙_1

水晶小屋に戻り、重い荷物を回収した後、ワリモ北分岐まで戻り、岩苔乗越を経由して、高天原方面に向かいます。また、お腹が空いたので、岩苔乗越で残りのお弁当を平らげます。

岩苔乗越から高天原温泉へのルートは、序盤、こんな風に沢沿いをたどるルートでした。雪解けした部分からお花が咲き乱れています。来て本当に良かった。。。
ここから高天原温泉までは、がば~っと下ります。本日一番標高の高かった水晶岳で標高2986m、高天原温泉は、標高2130mです。

2013年8月7日㉚_1

ピンクレンジャーさんが、一生懸命に渡渉されています。いつまでも沢沿いの涼しいところを歩きたかったのですが、残念ながら、徐々に沢からは遠ざかっていきます。

2013年8月7日㉛_1

徐々に登山道は樹林帯に入って行きます。日が当たらない、ジメッとした無風の、泥でグチャグチャの・・・というところが多くなってきます。

途中、テン泊でへっぽこ登山隊と同じような年代であろう(いや、もっと若いですかね。。。)、羨ましいカップルとすれ違いました。後にも先にも、このルートですれ違った唯一の人達です。このルートは人気がないのですかね。。。アツアツカップルからは、硫黄のいい匂いがしました。へっぽこ登山隊も縦走3日目ともなると、臭いが気になります。。。ああ、早く高天原温泉に入りたい~

2013年8月7日㉜_1

水晶池への分岐まで来ました。ここからから10分ほどで水晶池に行けるそうですが、今回はパス、です。早く温泉に入りたい~。

2013年8月7日㉝_1

何だか、草原の様なところに出てきました。高天原山荘も近いようです。

2013年8月7日㉞_1

高天原山荘に到着です。高天原温泉は収容人数70人のランプの宿です。バイオトイレ導入のため、現在工事中ですが、宿泊できます。

今日は温泉を満喫すべく、早めに山小屋に入れました。
うんうん、やはり縦走中は、1日の歩行時間が6~8時間がベストですね。学習しました。

宿泊手続きをして、重い荷物を降ろして、いざ高天原温泉に向かいます。
高天原山荘から高天原温泉までは、さらに沢の方に下り、行きは20分、帰りは30分かかります。

出発しようとしていると、水晶岳で別れた、50歳代くらいの羨ましいご夫婦と再会しました。は、速いですね~。温泉沢ノ頭のルート状況をお聞きします。道は整備されていたそうですが、渡渉の連続で、かなり水量も多かったそうです。やはり、へっぽこ登山隊はワリモ北分岐で正解でした。そして、後ほど、高天原温泉に行くには、この岩苔乗越~高天原温泉のルートが一番良かったと知ることになるのですが、それは4日目で。。。

2013年8月7日㉟_1

高天原山荘から20分ほど下ると、高天原温泉に到着しました。高天原温泉には混浴露天風呂1つ、目隠しされた女性用1つがあります。へっぽこ登山隊はもちろんのこと、女性用に入ります。女性用露天風呂には、すでに3人の諸先輩方々が入られておりました。

「凄く熱くて入れないの~。がんばっても3秒くらいしか入れない~。」

ガーン

せっかく、この温泉のためにここまで来たのに。。。ゆっくり浸かれないなんてサイアクです。。。諸先輩方々もガッカリされておりました。
確かに、温泉には沢水を入れ込んでおらず、温泉のみかけ流されています。温泉の温度は45度くらいで、かけ湯くらいが精一杯です。。。

・・・・・

・・・



温泉の近くにいるだけでも熱いです。。。アブや蚊がいます。へっぽこ登山隊も噛まれました。。。
どーしても温泉に浸かりたい~。

諸先輩方々は、次々と上がっていき、へっぽこ登山隊2人が残りました。

はっ
青レンジャーいいことを思いつきました。
温泉を引いてあるホースを湯船から出し、さらにかけ湯をして湯船から溜まっている温泉のかさを減らします。こうすると湯船の温泉の温度は下がるハズです。

10分くらい粘ると、浸かれるくらいの温度になりました~。多分、43度くらいです。

は~、癒される~。
しかし、43度。普段のお風呂よりもかなり熱めの温度です。のぼせてきました。仕方なく上がることにしました。
今回は余裕がなく、サービスショットはなしです。。。

以前、山岳部女子さんより、「黒部源流の沢で頭を洗った。」ということを聞いて以来、へっぽこ登山隊もぜひしたかったのですが、冷たい水をぶっかぶる勇気がなかったので、温泉のお湯をぶっかぶりました。おかげで頭もさっぱりです。

2013年8月7日㊱_1

温泉から上がり、行動着ではない山服を着ると、さっぱりしました。そして、今まで着ていたきたにゃい行動着・・・せめて、Tシャツと靴下は沢水で洗うこととしました。沢水は冷たくて、とても気持ちが良かったです。
洗濯ババア・・・お姉さんです。
この山旅で、出会う人々から、「姉妹?」とよく言われましたが・・・顔、全然似ていないです。。。きっと衣装が、ピンクにきっかり分かれているからなのでしょう。気になるところは、どっちが老けてる・・・お姉さんか・・・ですね。きっと青レンジャーでしょうよ。。。

さて、温泉に入った後、再び高天原山荘に戻ります。帰りは30分・・・まではかかりませんでしたが、上り坂なので、山荘に戻る頃にはやや汗をかいてしまいました。

2013年8月7日㊲_1

高天原山荘に戻り、しばらく休むと、お待ちかねの夕食です。
高天原山荘はお食事が美味しいと評判の山小屋で、この日はお写真の様な夕食でした。もちろん大変美味しかったです~。青レンジャー、美味しくて、とんでもない量のご飯を食べてしまいました。。。昨日の三俣山荘以上に。

夕食後、本日は乾燥室を起動させるとのことでしたので、沢で洗ったものを干しに行きます。明日までに乾くかな。。。特に、ピンクレンジャーさんのレッグウォーマーが心配です。

やはり今日も、19時30分頃には寝てしまいました。連日4時台起きですから、眠くもなるはずです。

それではお休みなさい

5:05 三俣山荘
6:40 鷲羽岳
8:00 ワリモ北分岐
8:50 水晶小屋
9:40 水晶岳
11:30 ワリモ北分岐
14:10 高天原山荘
(休憩時間はちょこちょこ取り、多分1時間くらいはあったでしょうか)

計 8時間5分の山旅でした。

<総論>
やはり縦走中の行動時間は、6~8時間がベストである。



昨日、三俣山荘まで来ることができ、本日は念願の鷲羽岳、水晶岳、高天原温泉にまで行くことができました。お天気も快晴で、縦走中一番のお天気に恵まれ、一番心に残った日となりました。明日は、高天原峠を越えて、夢の雲ノ平に行く予定です。さてさてどんな日になるか~。



4日目に続く。。。
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊2日目
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊2日目です。

2013年8月6日①_1

8月6日早朝、雨は降っていないようです。太郎平小屋からは、昨日拝めなかった薬師岳が見えました。しかし、曇り空です。晴れとは言わない、どうか雨は降りませんように。。。

2013年8月6日②_1

太郎平小屋の脇の木道を通り、薬師沢方面と黒部五郎岳方面に分かれます。恐ろしい当初の山行計画では、4日目にはこの木道を通り戻ってくる予定です。4日目とは言いませんが、5日目には戻ってきたい。。。いや、戻って来れるか?太郎平小屋のスタッフさんの話し曰く、最近は天気が悪く、いつも明後日が晴れ予報になるとか。。。8月7日の晴天も怪しいもの。今日も明日も雨降りが続くとなると、新穂高温泉への下山も考えなくてはなりません。。。

まあ、とにかく、ザックカバーだけは装着し、黒部五郎岳に向けて出発します。本日は黒部五郎小舎に泊まる感じになりそうですが、晴れてあわよくば、三俣山荘まで行けたらいいな・・・いや、どうかな・・・。太郎平から黒部五郎小舎まで、標準コースタイム6時間20分、三俣山荘までは8時間50分です。

2013年8月6日③_1

薬師沢へのルートと別れ、黒部五郎岳方面へ歩きます。歩き始めて程なく、やはり雨がぱらつき始めました。
え~ん
登山道は緩やかで、景色も所々地塘があり、大変風光明媚なところなのに、ガスってて何もわからない。。。
やはり、レインウェア装着です。

2013年8月6日④_1

きちんと木道が敷かれ、綺麗なところなのに、な~んにも見えません
ただ黙々と雨の中を歩きます。

2013年8月6日⑤_1

あら~、ハクサンイチゲの群生地ですね。地図上にも記載されております。キレイです・・・が、雨が降りしきります。前髪ずぶ濡れ。。。

2013年8月6日⑥_1

終始緩やかな稜線歩きで、きっと晴れていれば、天国の様なところなんでしょう~。

2013年8月6日⑦_1

程なくして、太郎平と黒部五郎岳の間にある、北ノ俣岳(上ノ岳)にとうちゃ・・・あ~
雷鳥さんが~
きゃわええ~。さすが雷鳥も現れるぐずり空よ。。。

2013年8月6日⑧_1

北ノ俣岳(上ノ岳)に到着です。もう、全身レインウェアです。青レンジャーは妊婦さんに見えますが、肩掛けカバンを濡れないようにお腹に入れております。

2013年8月6日⑨_1

赤木岳辺りです。おや~、少しガスが晴れ、雨も止んできました。お写真向かって右手の方に、アコガレの黒部五郎岳が見えます。

・・・そういえば、太郎平小屋からの情報によると、7月25日に高天原~薬師沢を結ぶ大東新道で滑落事故があり、70歳代の男性がお亡くなりになられたとか。大東新道は薬師沢に沿い、梯子の連続するところを歩くルートですが、もちろんへっぽこ登山隊は使用する予定はありません。。。山行より帰宅後、ネットで薬師沢の事故を詳しく調べていたところ、同時刻に、多分この赤木岳あたりで、同じく70歳代の女性の方が転倒して左手を骨折されていたようです。あわわ。。。確かに岩岩しくて、うっかり浮石に乗ると、危ないですね。。。気を付けなくては。。。

2013年8月6日⑩_1

薬師岳も見えています。ガスが消えていく様もキレイ~。

2013年8月6日⑪_1

ガスが晴れてくると、稜線が見えます。今まで歩いてきた道ですね。

2013年8月6日⑫_1

黒部五郎岳までの急坂を登りきると、黒部五郎岳のカールルートと稜線ルートの分岐に来ました。みなさん、ここから大きなザックをデポして、頂上を目指します。登り10~15分程度でしょうか。雨はすでに上がり、青空もチラホラ見えるようになったので、レインウェアは全て脱ぎました。は~涼しい~。これは明日の晴天は期待できそうですね

2013年8月6日⑬_1

キタ~
アコガレの黒部五郎岳(標高2839.6m)ですよ~
あ、祝!!!日本百名山30座目ですね~。
見晴らしはガスっててよくわかりませんが、感無量です。・・・まあ、360度の大展望なので、その大展望とやらを見たかったのですが、仕方ないです。
黒部五郎岳の頂上は狭く、10人でいっぱいになる程度です。

2013年8月6日⑭_1

頂上からは、有名な五郎のカールが見えます。上から見るとこんな風になっているんですね~。

2013年8月6日⑮_1

しばらく頂上でガスが晴れるのを待ちましたが、一向に晴れないので、仕方なく下山します。
下山ルートはもちろん、カールルートです。巨岩が点在するお花畑を見ずには帰れません

2013年8月6日⑯_1

ぎゃ~
何じゃコレ~
コバイケイソウの群生がハンパありません。匂いもハンパありません。。。くしゃい。。。

2013年8月6日⑰_1

時を同じくして、太郎平小屋から黒部五郎岳を目指されていた方々は、どんなに歩行スピードの速い方でも、みなさん何度も足を止めて、お写真を撮影されていました。凄い数のコバイケイソウです。

2013年8月6日⑱_1

カールの下まで下りると、まだまだ雪解け間もない感じで、巨岩が点在しています。

2013年8月6日⑲_1

濃霧時、カールルートは迷いやすいとのことですが、丸印がきちんと記されており、安全に進めます。まだまだ残雪が多く残る時期には、稜線ルートの方がいいでしょうかね。

2013年8月6日⑳_1

程なくして、樹林帯に入ります。
黒部五郎岳から、黒部五郎小舎が見えましたが、標準コースタイムでは1時間40分もかかるそうです。まだか~。
丁度このあたりで、70歳代の男女混合8人程度のパーティとすれ違います。

「黒部五郎岳はまだですか?」
「・・・まだまだですね。。。」
「そうか。。。ワシらは黒部五郎小舎に重い荷物を置いて、ピストンしょうと思っているんだが、ねーちゃん達はどこまで行くんや?」
「とりあえず、黒部五郎小舎までです。できれば、明日以降の予定も考えて、三俣山荘まで行きたいのですが。。。」
「いや~、三俣山荘まではちょっと難しいんじゃないの~?」

・・・やはりそうですか。。。まあ、無理はしませんよ。。。しかし、諸先輩方々も、この時間でこの地点では、行って黒部五郎小舎に戻るまで何時になるのでしょうか???まあ、17時までには戻って来れますよね。。。

2013年8月6日㉑_1

樹林帯を超えると、黒部五郎小舎が見えてきました~。
本日の目的地到着です~。

2013年8月6日㉒_1

黒部五郎小舎は、教科書で見る通り、草原にポツンと建っていました。周りはコバイケイソウの群生だらけ
凄くキレイな場所に建っています。

今日はここに・・・と、黒部五郎小舎のスタッフさんに、本日の予約状況をお聞きします。

「今日は比較的空いています。」

やった~
黒部五郎小舎は、ワサビ平小屋、鏡平小屋、双六小屋と同じく、写真家の小池さんが経営される山小屋で、へっぽこ登山隊イチオシの山小屋です。夕食には天ぷらが出ます。

と、丁度すれ違いに、大変健脚なお姉様方4人のグループが黒部五郎小舎を後にしようとされるところでした。お姉様方とは太郎平小屋から一緒のルートを歩いてきたようで、本日は三俣山荘まで行かれるご予定だとか。

「まだこんな時間なら行けるよ。私達先に行って、貴方達のこと三俣山荘に言っておくよ。」

と、おっしゃって下さいました。

そして、黒部五郎小舎の大変お優しいスタッフさんにも相談し、

「ここから三俣山荘まで、巻き道を通ると、だいたい2時間30分ほどで行けますので、今からでも行けると思いますよ。ただ、出だしから少し急登の登りですが。」

・・・明日は晴天の可能性が高いので、頑張ってみますか~。幸い、ド-ピング(アミノバイタルゼリー+キューピーコーワゴールド+黒部五郎小舎のネクター300ml)で、肉体的・精神的に幾分か回復しましたので、名残惜しくも、黒部五郎小舎を後にします。

2013年8月6日㉓_1

黒部五郎小舎の周りは、本当にコバイケイソウの群生地です。

2013年8月6日㉔_1

さよ~なら~、私の天ぷら~

2013年8月6日㉕_1

黒部五郎小舎のスタッフさんのおっしゃる通り、泥道の急登です。しかし、木々の間から、黒部五郎岳の雄姿が見えました。黒部五郎岳は、黒部五郎小舎からも本当に遠いお山ですね~。そう簡単には行けない。。。

2013年8月6日㉖_1

ドロドロの樹林帯の登山道を登りきると、再び高山的な雰囲気になってきました。

2013年8月6日㉗_1

ピンクレンジャーさんが、頑張って歩いております。

途中、60歳代くらいの女性2人組の方とすれ違いました。

「黒部五郎小舎はまだですか?」
「・・・まだです。三俣山荘はまだですか?」
「まだまだだね~。私ら14時くらいに三俣山荘を出たんだけど、こんな感じや。」

多分、お互いの丁度中間点だったと思います。いや、13時30分黒部五郎小舎発のへっぽこ登山隊の方が、若干三俣山荘に近かったのでは。。。

「三俣山荘の途中には雪渓がまだあるから、気を付けて。」

女性2人組の方と別れ、三俣山荘を目指します。

2013年8月6日㉘_1

程なくして、三俣蓮華岳山頂を巻く、巻き道に迷いなく入ります。三俣蓮華岳は富山県・岐阜県・長野県の三県にまたがるお山で、見晴らしもいいようですが、今回はパス、です。時間も時間なので、早く三俣山荘に到着したいです。

2013年8月6日㉙_1

雪渓って・・・こんな感じでした。すぐに渡れます。
ただ、今回、へっぽこ登山隊の2人は、雪道に強くない、軽登山靴で来たので、多少は滑りましたが。。。

2013年8月6日㉚_1

三俣山荘が見えてきました。目の前には鷲羽岳がそびえています。
三俣山荘は、ドラマ「サマーレスキュー」のモデルとなった山小屋です。建物もさることながら、ドラマの架空のお山「稜ヶ岳」も鷲羽岳に似てますね。

2013年8月6日㉛_1

無事、三俣山荘に到着です。
先に到着されていた、健脚なお姉様方4人が、事前に山荘にへっぽこ登山隊の存在を伝えてくれていたので、助かりました。
ただし、本日はやや混雑しているようで、3人で2組の布団を使う予定だそうです。まあ、仕方ないですよね~。

三俣山荘は、収容人数70人の山小屋で、「黒部の山賊」の著者、伊藤正一氏が拓いた山小屋です。お話の舞台ももちろん三俣山荘~。今は売られていないこの本も、山小屋では販売しております。当然、へっぽこ登山隊は2人ともご購入です。持ってきた非常食もほとんど手を付けず、荷物だけが増えて行く。。。

本日は、3人で2組の布団を使用する予定でしたが、夕食前に解除され、1人1組の布団が使用できることとなりました。みなさん嬉しそうにしております。

そして、お待ちかねの夕食・・・は、ピンクレンジャーさんは喜んでおりましたが、青レンジャーはショック
シカ肉のビーフシチューでした。。。肉嫌いの青レンジャーはビーフシチューのほとんどをピンクレンジャーさんにお渡しし、サラダとごはんとゴマドレッシングで夕食は終了です。。。ち~ん。。。

三俣山荘には、昨年度は水晶小屋にいらっしゃった、若いご夫婦が今年は小屋主です。小さなお子さん達も今年は三俣山荘で過ごされるそうです。行きはヘリで来たとか。高瀬ダムより5分。。。聞かなければよかった。。。
ピンクレンジャーさんはボクと遊んでいたのか、遊ばれていたのか。。。大変仲良くしておりました。

5:00 太郎平小屋
7:30 北ノ俣岳
11:10 黒部五郎岳
13:35 黒部五郎小舎
15:20 三俣蓮華岳分岐
16:35 三俣山荘
(休憩時間はちょこちょこ取って、1時間くらいあったでしょうか?)

計 11時間35分の山旅でした。・・・縦走中は、あまりしない山行時間でした。。。



<総論>
縦走中は10時間以上歩行の予定は立てないこと。



今日は頑張り、三俣山荘まで来ました。これで、鷲羽岳、水晶岳、高天原温泉が現実的になっております。標準コースタイム的にも、7時間30分とまずまずな感じ。明日は、いよいよ北アルプスの奥の奥地。晴天の予報なので、とても楽しみです~
それでは、お休みなさい



3日目に続く。。。
2013年夢の北アルプス奥座敷周遊1日目
2013年8月5~9日にかけて、夢にまで見た、北アルプス奥座敷周遊コースを歩いてきました
4泊5日の超ロングコースです。

感想は・・・とても長く辛く、そして素晴らしい山域でした。。。

北アルプスの奥座敷というと、立山と槍・穂の丁度真ん中に位置する山域で、岳人なら誰でも一度は憧れる雲ノ平を有する山域です。

青レンジャーは去年、奥座敷の山域の中の黒部五郎岳に行きたかったのですが、お休みとお天気の関係にて、泣く泣く諦めた経験があります。今回の山旅も、ご存じピンクレンジャーさんと2人の山行です。

去年より練に練っていた山行計画。花の百名山の著者、田中澄江氏も「一番好きな山は黒部五郎岳」という黒部五郎岳には絶対に行きたい
ピンクレンジャーさん的には、雲ノ平の奥深く、歩いてしか行けない秘湯中の秘湯、高天原温泉に行きたい
それなら、青レンジャーの日本百名山登頂のために、鷲羽岳と水晶岳も・・・それなら雲ノ平も行きたい~
上記の希望を総合すると、起点となる登山口は富山県にある折立から周遊コースを歩くといいかも。折立なら、ついでに薬師岳も付けちゃえ~

1日目・・・折立登山口→薬師岳→薬師岳山荘泊 (計8時間50分)
2日目・・・薬師岳山荘→黒部五郎岳→黒部五郎小舎泊 (計8時間)
3日目・・・黒部五郎小舎→三俣山荘→鷲羽岳→水晶岳→高天原温泉泊 (計10時間)
4日目・・・高天原温泉→雲ノ平→薬師沢小屋→太郎平小屋 (計8時間20分)
5日目・・・太郎平小屋→折立登山口 (計3時間10分)

・・・どうするんだこの山行。。。山岳部の合宿か???最終日はかなり短いですが、連日歩き通しの山行予定。まあ、お天気も連日晴れそうだし、とにかく登ってみて、肉体的、精神的にダメだったら予定を変更しよう。エスケープルートとして、新穂高温泉に下山することも考慮し、新穂高温泉から折立に戻る公共交通機関もチェックしておきます。そして予備日も含め、6日間のお休みの中で、上記ルートを歩いて見ましょう。

しかし、出発日2日前になり、8月5、6日と曇りのち雨予報に変わっています。。。え~
北陸地方はいつになったら梅雨明けするんや~。

・・・まあ、山行の準備も全てしてしまいましたし、8月5日早朝、石川県は雨は降っていないようですので、とりあえず富山県の折立登山口に向けて出発しましょう。



2013年8月5日①_1

2013年8月5日、北アルプス奥座敷周遊の1日目です。

少し道迷いしましたが、5時20分、折立登山口に通じる有峰林道料金所ゲートに到着です。折立登山口は有峰林道という、往復1800円かかる有料道路の中にあります。しかも、通行時間に規制がありまして、6~20時に通過しないとゲートは閉鎖されていまします。すでに車は何台か停まっておりますが、6時前なのでまだゲートは閉鎖されています。なので、少し車の中で仮眠をとりましょう。

・・・で、6時きっかりに料金所のゲートは開かれ、折立登山口を目指します。

2013年8月5日②_1

30分ほどで折立登山口の無料駐車場に着き、身支度を整えます。8月5日は月曜日とあり、駐車場の枠内に車を駐車できました。最盛期の休日ともなると、車の列は道路の脇にズラ~っと並ぶそうです。この日でも、おそらく20~30台の路駐はあったかと思います。雲ノ平への最短ルートとあり、人気の登山口ですね。

空はどんより曇り空ですが、まあ、雨が降らなければよしとしましょう。

・・・という思いも虚しく、登山口を過ぎて1分ほどで、ポツポツ雨が降り出します。。。
ああ、やっぱり、山の天気は崩れやすい。そして天気予報は正しい。。。

2013年8月5日③_1

あ~、少しは雨上がらないかな。。。登山口より樹林帯の中をひたすら歩きます。そして、30分ほどで、雨が少しずつ強くなっていることを感じ、ようやくザックカバーをかけてみます。気持ち萎えるわ~。


・・・・・

・・・



2013年8月5日④_1

ザックカバーをかけた後、すぐにレインウェアも装着し、モクモクと歩きます。有峰湖などを展望できる「アラレちゃん」看板も、三角点も横目に、3時間ほど全くお写真を撮影せず。3時間も歩くと、ようやく何だか開けた場所に出てきました。

折立からの登山道は大変整備されており、白山の砂防新道並みです。いや、それ以上かも・・・です。キケンな個所は一切ありません。それが唯一の救いですね。

2013年8月5日⑤_1

登山道脇には、笹原の中にニッコウキスゲがチラホラ見えます。そして、白いイワイチョウ、黄色い毒花キンコウカ、赤紫色のミヤマママコナ、地味なネバリノギランが死ぬほど咲いていました。

そろそろ五光岩ベンチという、五光岩が見えるチェックポイントがあると思うのですが、全くわかりません。

2013年8月5日⑥_1

そして、太郎平小屋も近くなってきました。雨は一向に止む気配はなく、へっぽこ登山隊の気持ちは萎えに萎えまくりです。。。

「今日はもう太郎平小屋でいいよね。。。」

2人の気持ちは一致しました。1日目の目的地は太郎平小屋に決定です。。。

2013年8月5日⑦_1

ほどなくして、太郎平小屋に無事到着です。雨の中、小屋の予約状況には余裕がある様です。

「女2名お願いします。。。」

ということで、初日の山行は終了となりました。。。ち~ん。。。

2013年8月5日⑧_1

まだ早い時間ともあって、小屋の中はスキスキです。へっぽこ登山隊はカイコ部屋に案内されました。上の段の布団1枚スペースが1人ずつに頂けました。太郎平小屋は収容人数150人の割と大きな山小屋です。カイコ部屋の他にも、個室や屋根裏部屋などがあります。太郎平小屋は、薬師岳登山の拠点にはもちろんのこと、雲ノ平や黒部五郎岳へのルートの分岐点に建っており、いつも多くの登山客で賑わっているそうです。

2013年8月5日⑨_1

雨は更に強くなっている模様です。着替えて一段落すると、お腹が減りました。色々保存食を持って来ましたが、お昼メニューを頂きましょう。ラーメンを食べてみます。行者ニンニクが効いていて美味しかったです。あ、ニンニク・・・ま、いっか。ネパールカレーもありました。

食事を終えると、明日からの山行計画を練り直します。
初日から計画倒れのこの山行、どうしようものか。。。明日の天気も、天気予報通りだと雨っぽいし。8月5日に北陸地方の梅雨明け宣言があったとか。。。え~、ウソでしょう~。8月7日からは晴れの日が続くらしいので、鷲羽岳、水晶岳、高天原温泉など、全部行けないにしても、奥地に行く頃には晴天になるように行きましょう。もう、薬師岳は今回パスです。明日も雨の可能性が高いので、とにかく明日の天気の状況を見てから、大荒れでなければ黒部五郎小舎まで行くことにしました。標準コースタイムは6時間20分。妥当な時間です。万が一、大荒れのお天気であれば、太郎平小屋に停滞するのも考慮します。

2013年8月5日⑩_1

午後になると、少しずつ青空も見えてきました。あれ~、頑張れば薬師岳山荘に行けたかな。。。しかし、今回の最大の目的は、「北アルプスの奥地に行く」です。薬師岳は1泊2日で来れるので、また今度、です。

それにしても、こんなに早くに山小屋に着いたことがなかったので、することがありません。少し太郎平と呼ばれる辺りを散策します。コバイケイソウやニッコウキスゲが咲いていました。キレイなところです。

2013年8月5日⑪_1

薬師岳が目の前に見えるハズなんですが、上部はガスがかかり見えません。残念です。

2013年8月5日⑫_1

木道も多く敷かれており、散策にはもってこいです。ピンクレンジャーさんがいらっしゃいます。

2013年8月5日⑬_1

昼寝をしたりして、夕食のお時間になりました。おかずがたくさんある夕食です。さすが北アルプスの太郎平小屋~。アルバイトの若い方も大勢いらっしゃいました。

夕食後、明日の準備を整え、19時過ぎには就寝です。丁度、カイコ部屋でお隣になった方は、単独の女性の方で、兵庫県からいらっしゃったとか。娘さんと落ち合うために、明日は黒部五郎小舎に行かれ、その翌日には三俣山荘に行かれる予定だそうです。同じようなコースを歩くんですね~。明日は雨が上がることを期待して、お互いに頑張りましょう~。お休みなさい



6:45 折立登山口
11:30 太郎平小屋
(休憩時間はちょこちょこ取って、多分30分くらいはあったかと)

計 4時間45分の山旅でした。



<総論>
雨の日は萎える。。。



2日目に続く。。。
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まとめ