2015年遠征登山旅行第6弾 4日目
2015年7月26~31日の5泊6日で、青レンジャー1人で東北地方の日本百名山遠征登山旅行に行ってきました。

7月29日4日目になります。
今日は岩手山(標高2038m)に登る予定です。

岩手山は別名「南部片富士」とも呼ばれ、富士山によく似た独立峰に近い山容です。
火山のお山なので、かなり長期間入山禁止になっていたそうですが、2004年7月1日に規制は解かれているようです。

岩手山には色々な登山口がありますが(よく見ると6ヶ所もある!!!)、1番登られている主要登山口は、大型駐車場のある馬返しから登る柳沢コースだそうです。青レンジャーもそこから登りたいと思います。

当初の予定では、岩手山に登り、次に八幡平に移動して登り、さらに弘前市内まで移動する・・・という、今回の旅行中2番目に厳しい計画でしたが、昨日八幡平を終了しておいたおかげで、今日は岩手山だけ頑張ればいい予定となっています。しかも盛岡市内から馬返し登山口までは車で40分程なので、いつになく盛岡市内のホテルをゆっくりと(と言っても5時ですが。)出発します。

2015年7月29日①_1

馬返し登山口までの道路からは、時折岩手山の荒々しいお姿が見えました~
テンション上がりますな~。

今日は雲も多いですが、晴れ予報も出でいるので、頂上から素晴らしい景色が見られることを期待したいです。

2015年7月29日②_1

馬返し登山口です。すでに車は10台くらいはありました。
そそくさと準備して、登山開始です。

2015年7月29日③_1

登山口を少し登ると、鬼又清水という美味しい湧水が出ています。
馬返し登山口は標高630mと、他の登山口と比べて特に標高が高いわけではないんですが、道中、水場があるので安心して登れます。

2015年7月29日④_1

登山道に入ります。登山道はジメジメしており、周囲には軽くもやがかかっています。
昨日はやはり岩手山あたりは、終始雨に見舞われたんでしょうか?

2015年7月29日⑤_1

0.5合目です。まだまだ1/20です。
ここから柳沢コースの旧道と新道に分かれますが、旧道は登山道が脆く滑りやすいので、多くの教科書は新道を勧めています。なので、青レンジャーも新道を歩きたいと思います。

2015年7月29日⑥_1

地道に登っていくと登山道が階段になってきました。

2015年7月29日⑦_1

少し見晴らしが良さそうな場所に出ました。ここで2合目です。
すでに10人程の方々が休憩されていたので、何となく先を急ぎます。

2015年7月29日⑧_1

登山道は再び樹林帯の中に入ります。樹林帯の中をもくもくと・・・のガマン中です。
ここで、後ろから来た先輩ご夫婦が追い抜いて行かれました。かなり早いです~。
何でも、ご夫婦で車で寝泊まりしながら・・・時々けんかもしながら、山に登っているそうです。仲がいいですね~。

2015年7月29日⑨_1

頑張って登って行くと、視界が開け、周囲の木々はハイマツ帯となってきました。

2015年7月29日⑩_1

6合目に到着です。相変わらず、周囲はガスで何も見えませんが、太陽の光は薄く届いています。

2015年7月29日⑪_1

7合目です。
6合目から再び樹林帯の中を歩きますが、7合目でようやく緩やかな火口原になります。そして旧道と新道が合流します。

2015年7月29日⑫_1

後ろを振り返ると、旧道と新道の合流点の上に岩手山の頂上が~
さすが火山のお山、頂上付近は草木も育ちにくい環境になっているようです。

2015年7月29日⑬_1

美しい岩手山を長めながら、緩やかな登山道を歩きます。
しかし、このあたりになると、異様に蜂が多いです。。。何ででしょう?

2015年7月29日⑭_1

8合目にある避難小屋に到着です。
避難小屋前は大きな広場となっており、ベンチもたくさんあります。

2015年7月29日⑮_1

そして、美味しい美味しい湧水が~
この水は大変冷たくて美味しかったです。行きも帰りも汲みました。

2015年7月29日⑯_1

さて、先を進みます。
火口原のあたりはお花が豊富です。ヤマオダマキがありました。

2015年7月29日⑰_1

ウスユキソウとヨツバシオガマ。黄色いアキノキリンソウも咲いていました。

2015年7月29日⑱_1

このあたりは不動平です。不動平避難小屋もあります。
ここから、岩手山頂上に向けて最後の登りが始まります。

2015年7月29日⑲_1

歩きにくい火山砂礫の中をジグザグに進みます。
途中、分岐の様なところがありますが、岩手山頂上まで微妙にショートカットするかしないかの違いで、すぐに合流します。

2015年7月29日⑳_1

あああ~
これはイワブクロ~
東北より北に行かないと咲かないお花~。思わず駆け寄ってしまいました~。

2015年7月29日㉑_1

しかも凄い群生~
何じゃコレ~

2015年7月29日㉒_1

・・・実はこの地帯、コマクサの大群落があることで有名なんですが、コマクサはすでにバテ気味でした。。。

2015年7月29日㉓_1

火口縁に出ました。

2015年7月29日㉔_1

御室火口に妙高岳。お写真向かって左手が岩手山最高峰の薬師岳です。

2015年7月29日㉕_1

火口縁周辺も、コマクサとイワブクロの大群落が続きます。本当に凄かった。。。

2015年7月29日㉖_1

お花が凄すぎて、なかなか前に進みません。

2015年7月29日㉗_1

比較的白いイワブクロ。

2015年7月29日㉘_1

まだまだ頑張っているコマクサもあります。

2015年7月29日㉙_1

頂上までもう少し。

2015年7月29日㉚_1

着きました~。
日本百名山79座目です。

2015年7月29日㉛_1

周りの山々は、ガスに阻まれ何も見えませんが、頂上付近はバッチリ見えます。

2015年7月29日㉜_1

御室火口。湯気は全く上がっていません。

2015年7月29日㉝_1

さて、火口縁を1周してみましょう。

2015年7月29日㉞_1

イワギキョウの群生。岩手山には荒々しい山容にも関わらず、お花が本当に多いです~。

2015年7月29日㉟_1

岩手山の火口縁には、至る所にお地蔵さんや石像があります。

2015年7月29日㊱_1

お、何か神社があります。

2015年7月29日㊲_1

岩手山神社奥宮です。

2015年7月29日㊳_1

火口縁の散歩は楽しいな~。
目の前の斜面を登れば、火口縁の旅も終了なんですが、青レンジャーは思わずもう1周しそうになりました。

2015年7月29日㊴_1

この日1番のコマクサ。

2015年7月29日㊵_1

さて、下山です。

下山時、再び8合目避難小屋で、健脚のご夫婦に再会しました。今回は八甲田山と岩木山を登って、今日岩手山に来られたそうです。明日は早池峰山に行く予定とか。青レンジャーと逆ルートですね~。そして、昨日シトシト雨の中で八幡平を制覇したとか。これは青レンジャーと同じです~。何でも17時から登り始めたとか。強者です。

2015年7月29日㊶_1

7合目の旧道と新道の分岐まで来ました。下山は旧道を使ってみましょう。

2015年7月29日㊷_1

確かに旧道は、岩砂礫の滑りやすい登山道です。
しかし新道とはうって変わり、見晴らしのいい登山道が続きます。

2015年7月29日㊸_1

ガス地帯を抜け、眼下に景色が広がります。後方羊蹄山みたい~。

2015年7月29日㊹_1

3合目でようやく樹林帯の中に入りました。

2015年7月29日㊺_1

新道と旧道が合流し、鬼又清水で少し涼んでから、駐車場に戻ってきました。



5:55 馬返し登山口
6:25 0.5合目
6:55 新道2合目
7:55 新道5合目
8:55 7合目
9:05 8合目避難小屋
10:10 岩手山頂上
10:30 岩手山神社奥宮
11:00 8合目避難小屋
12:10 旧道3合目
13:10 馬返し登山口
(休憩時間20分を含む)

計 7時間15分の山旅でした。



<総論>
岩手山頂上付近は尋常じゃないくらいのお花の山。



岩手山を無事下山後、日頃の連日登山の疲れを癒すため、濃い温泉に入って弘前市内に向かいましょう~。
思いの外、体が元気なのは、やはり硫黄の温泉効果があると思います。
今日の狙い目は八幡平温泉郷~。
ここは・・・うん、悪くはないんですが、濃い温泉かというとそうでもなかった。残念。。。後生掛温泉にしておけば良かった。。。心残りです。
で、無事、いい時間に弘前市内のホテルに入りました。
弘前市内・・・すごい寂れっぷり。。。いや、悪い意味ではないです。むしろ、青レンジャーが今回の旅で泊まったホテル中で1番落ち着け、快適でした~。弘前市、好きです。
洗濯の関係上、今回は遅めの就寝です。21時にお休みなさい



5日目に続く・・・
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Comment

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むか~し、小岩井農場で岩手山を眺めながらオムライスをいただく!
そんな、しょーもないプランに母上を引っ張り出し、盛岡まで行ったのに
岩手山は雲の中(T_T) そんなことがありました。
あの美しい姿には、やっぱり萌え萌えしてしまいます。
火口付近、なんだか、独特な雰囲気がありますね。
火口の縁を、もう1周!!って言いたくなっちゃう気持ちが、ちょっとわかる気がします。
イワブクロってお花。初めて知りました。
そして、イワギキョウの青がとってもきれい~♪
chikoやん | URL | 2015/08/08/Sat 21:08 [EDIT]
Re: タイトルなし
chikoやんさん、コメントありがとうございます。

岩手山や八幡平の近くに、小岩井農場がありますね~。
そこで、乳製品ではなくオムライス!!!いや~贅沢です。

青レンジャーも、岩手山の全貌を拝めたのは、蔵王から移動してきた7月28日だけでした。。。それ以外は上部がガスに覆われてよくわかりませんでした。

イワブクロは群生がハンパないお花です~。北海道の樽前山に多いのでタルマイソウとも呼ばれたりします。東北より北にはビックリするくらい群生しているのに、その他には一切咲いていないので、本当に不思議です。

最近思うんですが、chikoやんさんはお湿りが好きな高山植物が多くて、青レンジャーはカサカサが好きなお花を追いかけているような気がします。青レンジャーももちろん、お湿り大好きな高山植物好きですよ~。でもあんまり縁がないみたいです。。。
山ガールの青レンジャー | URL | 2015/08/09/Sun 16:50 [EDIT]
山頂の火口淵付近は前掛山に似てるなぁなんて思いながら歩いた記憶がありますが、なるほど、旧道を下山するときの見下ろす風景は羊蹄山にも似ていますね。

79座目登頂おめでとうございます。
そして岩手山から移動していよいよ本州最北端青森県に突入ですね。
車中泊と違ってホテル泊りは疲れも取れて快適そうですね(^^)
中ノ俣 | URL | 2015/08/09/Sun 22:56 [EDIT]
Re: タイトルなし
中ノ俣さん、四度目コメントありがとうございます。

そうですね~。岩手山の上部は前掛山に似ていますね。しかし、お花の多さは本当に信じられないくらいに多いですよね!!!
岩手山に関してはコマクサの群生が凄いので、7月上旬あたりがベストの季節でしょうか?

旧道の平野を見下ろす感じは、独立峰特有の景色ですね。
青レンジャーも登りは旧道、下りは新道がいい気がしました。

毎夜ホテルでの宿泊はとても快適でした~。青レンジャーの一番好きな登山スタイルです。どんなに時間がかかっても、山は日帰りして、最後はお風呂(硫黄の温泉ならなおよし)+居心地のいいベッドが止められません~!!!
山ガールの青レンジャー | URL | 2015/08/11/Tue 22:30 [EDIT]
こんばんは。

とりあえずポン山の八幡平はパスして・・・78座目、79座目GETおめでとうございます。今回は岩手山ですね。

岩手山と言うと、宮沢賢治が愛した山と言う印象が強いです。賢治は学生時代だけで30回以上岩手山に登っているそうです。途中で雷雨に逢って、友人と麓まで駆け下りてきたこともあったそうですよ。

賢治の作品の中には火山が重要なモチーフになっているものもありますが、その原型となっているのはやっぱりこの岩手山なんでしょうね。山頂付近の風景、火山を意識せざるを得ないような複雑な地形ですものね。最後の噴火は1919年と言うことなので、賢治がまだ20代のころですが、学生時代に良く登った山の噴火が作品に大きく影響したんじゃないかと思います。
徒骨亭 | URL | 2015/08/12/Wed 00:59 [EDIT]
Re: タイトルなし
徒骨亭さん、コメントありがとうございます。

岩手山は・・・というか宮城県は本当に宮沢賢治押しの街でした。早池峰山にも石碑がありましたし。
青レンジャー、宮沢賢治の知識があまりないので、帰ってから思わずウキりました。そうでした。早くして亡くなられ、生前にはあまり評価されなかった方でした。勉強になりました。

そうなんですか~。宮沢賢治は30回以上も岩手山に登られたんですね。
岩手山から見るあの景色は、昔、宮沢賢治も見ていた景色なんですね。感慨深いです。
山ガールの青レンジャー | URL | 2015/08/12/Wed 08:10 [EDIT]

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