汗と根性の日本百名山 2日目
2017年7月14~16日にかけて日本百名山に行ってきました。
今回狙うのは、聖岳(標高3013m)・光岳(標高2591.1m)です。

明けて7月15日2日目になりました。

2017年7月15日①_1

おはようございます。聖平小屋から見る、東側の景色です。
昨夜はぐっすり眠れました。聖平小屋は3時に点灯だったので、他の登山者の方々も早々に起床されていました。

初日は易老渡より聖岳に登って聖平小屋泊という無謀な計画を立ててしまいましたが、お天気や体調もあり、聖岳登頂はあえなく断念してしまいました。当初の予定では、2日目は聖平小屋からすぐに光岳に向けての稜線歩きに入り、光岳小屋を目指すという、山と高原地図のコースタイム上、9~10時間の予定でした。しかし、聖平小屋から聖岳ピストンを追加すると、往復5時間は追加され、山と高原地図のコースタイム上で14~15時間レベルになってしまいます。ううう。。。
とにかく、聖平小屋まで来ているので、聖岳には登りたい。そしてできれば光岳小屋まで行きたいですが・・・こればかりは青レンジャーの体力、その他お天気もあるので、それぞれのチェックポイントを規定の時間までにたどり着けなければ、光岳小屋5時間ほど手前にある茶臼小屋泊に変更しましょう。聖・光を縦走される方の多くは、この茶臼小屋を利用される様です。まずは聖岳に登って聖平小屋に9時までに戻って来れること、13時までに茶臼小屋分岐まで通過できなければ茶臼小屋泊に変更しましょう。

そうと決まれば、朝食のパンをほおばり、早速出発です。

2017年7月15日②_1

薊畑に戻って着ました。ここで余分な荷物を置いて、聖岳(前聖岳)を目指します。
・・・ここからまだまだ標高600m、時間にして2時間20分登らないといけません。と、遠いな。。。

2017年7月15日③_1

登るにつれ、明るくなってきました。

2017年7月15日④_1

いつの間にかご来光したみたいです。

2017年7月15日⑤_1

ガレ?ザレ?場になってきました。手前に見えるのが小聖岳で、奥が聖岳(前聖岳)です。ふう、まだまだ遠いな。。。

2017年7月15日⑥_1

明るいお陽さまと共に、富士山のお姿も拝めました。さて、富士山登頂は何番目に来るのか???

2017年7月15日⑦_1

うををを~!!!
これから歩くであろう、光岳までの稜線が見えます。一番高そうなお山は、日本200名山でもある上河内岳(標高2803m)です。

2017年7月15日⑧_1

小聖岳(標高2662m)に到着です。ここから見る聖岳がとても雄々しいです。
しかし、まだ標高400mも登らないといけません。。。道のりは長い。。。

2017年7月15日⑨_1

小聖岳を過ぎると、ガレ場になります。この稜線の岩間で薄い紫色の小さなお花を見かけましたが・・・なんだろ?かなり危険な岩間にあったので、近くで確認できませんでしたが、非常に気になりました。・・・このお花は3日目に判明します。あ、ミヤマオダマキも見かけましたが、やっぱり危険な場所だったので遠目で確認しただけです。

2017年7月15日⑩_1

果てしないガレ場の急登を登りきると、そこは聖岳頂上でした。
日本百名山96座目登頂です
いや~、けっこうがんばりました。
景色は遮るもののない、360度の展望。前に見えるは同じく日本百名山の赤石岳。

2017年7月15日⑪_1

間違えることのない富士山。

2017年7月15日⑫_1

また赤石岳撮っちゃった。赤石岳の頂上付近には、まだ雪があるようです。裏に悪沢岳や塩見岳が隠れていますね。さらにお写真右側の遠目にぴょこんと写っているのが仙丈ヶ岳です。

2017年7月15日⑬_1

さて、時間制限もあるため、下山しましょう。
小聖岳まで、かなりの急斜面です。

2017年7月15日⑭_1

薊畑まで戻りました。荷物を回収し、再び聖平小屋に向かいます。

2017年7月15日⑮_1

聖平から見る聖岳。
聖平小屋でトイレを済ませ、少し栄養補給をすると、時刻は8時45分。なんとか最初の関門を突破しました。

2017年7月15日⑯_1

光岳への縦走路に入り、1つ目のピーク、岩頭に向けて登ります。
昨日とは違い、本日は快晴です。しかしとても暑いです。西側の稜線だと涼しい風が通るんですが、東側の登山道に入ると無風状態でかなり体力が消耗されます。東側・・・つまり椹島のある谷は、間ノ岳~光岳の稜線と、間ノ岳~笊ヶ岳までの山々の間に囲まれて風通しが悪く暑いのか~。西側の稜線求む!!!

2017年7月15日⑰_1

岩頭に到着です。岩頭から見る聖岳は格別です。聖岳ってこんなお山だったのか~。

2017年7月15日⑱_1

南岳です。次のピークは上河内岳。

2017年7月15日⑲_1

上河内岳まで再び下って登ります。

2017年7月15日⑳_1

この鞍部にだけ唯一残雪が残っていました。涼しい~。

2017年7月15日㉑_1

上河内岳の肩です。聖~光岳の稜線のピークのほとんどは、若干巻いてくれているので遠慮なく巻かせて頂きます。もちろん、上河内岳も巻きました。

2017年7月15日㉒_1

さて、茶臼小屋分岐まで来ました。時刻は11時50分。かなりいいペースで来ました。
今日はここで茶臼小屋に変更するか、このまま光岳小屋まで行くか・・・
今日、茶臼小屋泊にすると、茶臼小屋の混雑状況が心配ですし、何より3日目の行程が11時間程度に跳ね上がります。光岳小屋泊だと6時間程度。帰りの乗合タクシーの予約が14時なので、間違いなく14時は難しくなり、そちらの変更も余儀なくされます。
・・・まだ行けそうなので、今日は光岳小屋まで頑張りましょう

2017年7月15日㉓_1

茶臼岳です。ここで、光岳小屋に少し遅くなりますが、必ず行く旨を連絡しました。茶臼小屋を通り過ぎましたので、もう、光岳小屋に行くしかありません。

2017年7月15日㉔_1

あああ・・・いきなり易老岳(標高2354m)に着きました。
あれから2時間ばかり経過しています。茶臼岳を過ぎてから、チェックポイントを規定時間内に無事通過し、安心したのかなんだかどっと疲れが出てしまいました。それと暑さバテです。水分補給して、なるべく涼しい格好をして・・・それと、易老岳に向けて樹林帯に突入したのが良かったみたいです。もう1つ、易老岳って縦走路から行くと、大変緩やかな登りの上にあるので、疲れた体にはありがたかったです。易老岳は見晴らしも何もないピークですが、大好きになりました。易老岳サイコー

2017年7月15日㉕_1

心地よい樹林帯の中を進みます。このあたりは緩やかで本当に気持ち良かったです。そしてこの時間になると、ほぼ人とはすれ違いません。足元を見ると、苔やゴゼンタチバナ、マイズルソウに混じり、オサバクサがたくさん咲いていました。

2017年7月15日㉖_1

ううう・・・こ、これが最後の登りですかね。。。地図上、ゴーロの谷筋です。
ここが一番辛かった
疲れた体に鞭打つような急登。そして、シャリバテです。。。散々歩いてきた体にガッツリしたものを~!!!
ナッツ類を食べまくって飢えをしのぎます。

2017年7月15日㉗_1

急登の終わりには、美味しい南アルプスの天然水が待っていました。とても冷たくて美味しい~。
この水、枯れていることが多いらしいのですが、今はたくさん出ています。この水が出ている時は、光岳小屋での水の補給はできませんので、十分に補給しておきます。

2017年7月15日㉘_1

あああ~、木道になりました。光岳小屋も近い。

2017年7月15日㉙_1

光岳小屋に着きました。小屋前のベンチがテント泊の方々の宴会でごった返していたので、小屋の中のお写真を撮影しました。
なんともこじんまりとして良かったです。
ここは50歳以上、4名様以上の団体だと食事提供してくれるんですが、基本的には自炊の山小屋です。でも、カップラーメンとかはお湯付きで売っています。あまりにもお腹が空いていたので、思わずカップラーメンを購入してしまいました。もちろんお湯は自分で沸かしました。

標準コースタイム14~15時間でしたが、人心地着く時間に光岳小屋に到着できて良かった良かった。今日は十分頑張ったので、光岳登頂は明日にします。。。光岳小屋から往復30分です。光岳よりもう少し先に進むと、光石があって珍しい植物も咲いているそうですが、もう行く気が全然湧きません。今日も軽量化対策のカレーを食べて、20時前には就寝です。
お休みなさい

4:00 聖平小屋
4:35 薊畑
6:30 聖岳(前聖岳)頂上
7:50 薊畑
8:10 聖平小屋
9:40 岩頭
10:15 南岳
10:55 上河内岳の肩
11:50 茶臼小屋分岐
12:15 茶臼岳
14:45 易老岳
17:30 光岳小屋
(休憩時間1時間30分を含む)

計 13時間30分の山旅でした。



無事、初日の遅れを取り戻せた2日目。
ここまで来たら、光岳制覇も目前で、明日の山行はほぼ当初の予定通りになりそうです。
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Comment

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山で迎える朝って、ほんとにいい時間ですよね~。
お写真見てるだけでも、なんともすがすがしい~。
空の色が変わっていくのを眺めながらぼんやり過ごすのは・・・
って、そんな時間もなく、朝から歩かれたんですね。
日本百名山96座目登頂おめでとうございます。(^^)/
ぽっかりと浮かぶ富士山が何とも素敵です。
きっと、青レンジャーさんの目には、もっと特別な存在として
富士山が映ったんじゃないかなぁ。と思います。

私的には、聖平の景色がドストライク~。
あんなところで1日まったり過ごしたいな。と思いました。
さ、、いよいよラスボスのもとに! ですね~。(^O^)
chikoやん | URL | 2017/07/28/Fri 23:30 [EDIT]
Re: タイトルなし
chikoやんさん、再びコメントありがとうございます。

この日はものすごくお天気が良くて、本当はのんびりしたかったです。。。
聖平小屋の前で、ぼ~っとお菓子を食べながら・・・
聖平小屋の前は昔の台風の影響で、あんな風に倒木が出来たとか。それからシカの食害でニッコウキスゲも姿を消してしまったそうです。残念ですね。
今、会津駒ヶ岳は高山植物がイキイキしている頃でしょうか?chikoやんさん、近々行かれますかね。青レンジャーもいつかは高山植物の咲く会津駒ヶ岳に出没するぞ~!!!

そうなんです、富士山というラスボス、どの登山口から攻めようか目下考え中です。
山ガールの青レンジャー | URL | 2017/07/29/Sat 14:35 [EDIT]
続けてこんにちは、青レンジャーさん!
標準コースタイム14~15時間を13時間半で歩き切ってしまうのですから、青レンジャーさんはやっぱりすごい!
私だったら…茶臼小屋でもう1泊ってところでしょうか(^^;

それにしても、岩頭から見る聖岳は美しすぎです!
のんびりできるなら、ここで小1時間はゆっくりしていたい…絵葉書でも描ければもっといいのですが、何分にも致命的なほど絵心が無い…e-263

これで96座…次の日で97座。
いよいよ終わりが見えてきましたね!
| URL | 2017/07/30/Sun 12:42 [EDIT]
青レンジャーさん、こんばんは(^^)
先ずは96座目の登頂おめでとうございます。
この記事の「汗と根性の百名山」のタイトルを見ただけで
またまた僕の南アルプス南部の山行計画は遠のいてしまいましたよ~(^^;)
でも岩頭から見る聖岳の景色はなんとも悩ましい~~
それにしてもタフですね!
やはり百名山を96座制覇した方のパワーは僕らなんかと違います。
中ノ俣 | URL | 2017/07/30/Sun 23:33 [EDIT]
Re: タイトルなし
悠さん、続けてコメントありがとうございます。

2日目は頑張りました。もう、ここまで来たら行くしかないって。
易老渡の登山口が土砂崩れで度々通行止めになるので、今回を逃したら行ける機会を逃してしまうんじゃないかって。去年の失敗もありますので。

聖岳は登りはすごく酷かったんですが、光岳までの稜線で見る聖岳の美しさといったら凄かった~。
上部が岩で白っぽいから一際目立つ存在でした。青レンジャーも絵が描けるといいのですが。。。

山ガールの青レンジャー | URL | 2017/08/02/Wed 08:27 [EDIT]
Re: タイトルなし
中ノ俣さん、コメントありがとうございます。

南アルプス南部は本当に遠いですね。。。もう2度と行けないかもしれないと思うくらいです。
青レンジャーはほぼ百名山の山しか行っていませんが、その中でもどれかに行けと言われたら、塩見岳か光岳ですかね。登山口までの安定感で言うと、やっぱり塩見岳です。

青レンジャー、全然パワフルじゃないです。。。
仕事が忙しくなってジムも退会したので、最盛期と比べても体力が落ちているな・・・っと感じてます。。。
山ガールの青レンジャー | URL | 2017/08/02/Wed 08:47 [EDIT]

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