百花繚乱の日本百名山 1日目
残り日本百名山も、あと3座を残すのみとなりました。
いよいよラストスパートです。

2017年8月4~5日にかけて、日本百名山に行ってきました。
今回は北岳・間ノ岳です。

・・・あ~あ、あのお山が最後に残ってしまった。。。

夏山最盛期、やっぱり高山植物が見たい~。
北岳は高山植物が豊富なことで有名な、日本の高峰第2位の標高3193mのお山です。間ノ岳(あいのだけ)は・・・一応、日本の高峰第3位、奥穂高岳と同じ標高3190mのお山なんですが、知名度は今一つ。。。北岳と間ノ岳は比較的近い稜線上にあるので、セットで登られる方も多いようです。青レンジャーも1泊2日かけてセットで登りたいと思います。登山口はもちろん、北岳の主要登山口である広河原から登ります。
北岳はいくつかの登山道がありますが、青レンジャーは身体に優しくかつ効率よく、1日目は白根御池小屋~小太郎尾根分岐~北岳肩ノ小屋~北岳~北岳山荘泊、2日目は間ノ岳ピストンし、八本歯のコル~大樺沢~広河原で行きたいと思います。

県道37号線の南アルプス林道は、夏季に交通規制が敷かれ、バスか乗合タクシーでないと通行することができません。
当初は、長野県伊那市方面から北沢峠経由でバスを乗り継いで広河原に向かおうかと思っていましたが、バスを乗り継ぐとそれだけ登山開始時間が遅くなるので、自家用車で山梨県側まで回り込んで、芦安からバス1本で広河原に行くことにしました。

2017年8月4日①_1

2017年8月4日、1日目です。
芦安駐車場です。
芦安駐車場には夜中の1時30分頃に到着し、少し仮眠します。
夜中早々に山梨県側の芦安に来たのは、以前、長野県伊那市の仙流荘から北沢峠に向かった時に、早朝にも関わらず、登山者100~200人レベルのバス待ちの行列ができ、朝1番のバスに乗れなかったという思い出があったので、芦安も同じような状況・・・いや、もっとひどい行列ができるのではないかと思ったので、早めに来ました。
始発の広河原行きのバスが出る時刻は5時15分。時刻は4時過ぎです。
こんなに早朝なのに、もうすでにチラホラと行列ができ始め、警備員さんが誘導してくれます。
青レンジャーも順番に並びました。
・・・よく見ると(暗くてよくわからなかった)、行列は乗合タクシー待ちでした。
乗合タクシーはバスと比べて値段がそんなに変わらず、速めに出発できそうなので、乗合タクシーで行くことにしました。

2017年8月4日②_1

途中、夜叉神峠のゲート待ちをしましたが、1台目の乗合タクシーに滑り込むことができ、無事広河原に到着です。
トイレを済ませ、少しストレッチをして出発します。
今日の天気は曇り。まあ、北岳山荘に到着するまでの間に雨が降らなければいいな。。。

2017年8月4日③_1

北岳の登山口に向かう途中、みなさんが一斉に足を止めて写真撮影していました。何だろ~っと青レンジャーも見上げると、これから向かうであろう、北岳でした。うわ~、高山的景色~テンション上がる~

2017年8月4日④_1

吊り橋を渡り、広河原山荘を通って登山開始です。初めは緩やかな登山道でです。ああ、ずっとこんな登山道だったらいいのにな~。

2017年8月4日⑤_1

白根御池小屋分岐から傾斜が強くなってきます。はあ・・・少し休も。。。所々にあるベンチで少しパンをかじります。

2017年8月4日⑥_1

急だな。。。ふう。。。登りは大樺沢の方が良かったのかな???

2017年8月4日⑦_1

白根御池小屋に到着です。
ここのトイレは神でした~。お水も豊富で美味しかった~。
一休みします。
みなさん、ソフトクリームを食べていましたが、なぜか青レンジャーは、下山後の楽しみにとっておくこととしました。

2017年8月4日⑧_1

白根御池。カラフルなテントが映えます。

2017年8月4日⑨_1

白根御池小屋を過ぎると、何だかたくさんのお花達が出迎えてくれました~。
きゃ~ミヤマハナシノブちゃんではないですか~。他の南アルプスの山々では全然見たことないのに、北岳あたりにはたくさん咲くんですね。きゃわええ~。

2017年8月4日⑩_1

センジュガンピ。たくさん群生しないお花ですね。

2017年8月4日⑪_1

タカネグンナイフウロだ~。
白根御池小屋を過ぎると、更に急登なんですが、ミヤマハナシノブやタカネグンナイフウロ、ハクサンフウロのお花畑に囲まれ、幾分か辛さが紛れます。

2017年8月4日⑫_1

更に登ると、マルバダケブキの群生もありました。
ああ・・・何だかガスガス地帯に突入した模様です。

2017年8月4日⑬_1

草すべりを登りきると、登山道が緩やかになりました。小太郎尾根分岐も近いかな。

2017年8月4日⑭_1

大樺沢との合流点。北岳肩ノ小屋も近くなってきました。

2017年8月4日⑮_1

ああ~これは北岳特有のキタダケトリカブトだ~。・・・青レンジャーには他のトリカブトと違いが良くわかりませんが、北岳にしか咲かないみたいです。

2017年8月4日⑯_1

ミヤマクワガタ。小さいのに頑張ってます。

2017年8月4日⑰_1

小太郎尾根分岐に来ました。ここから北岳肩ノ小屋まで30分。

2017年8月4日⑱_1

北岳肩ノ小屋までけっこう岩々しいルートをたどるんですね。それもそのはず、北岳肩ノ小屋は標高3000mですもんね。

2017年8月4日⑲_1

周りはガスガスで何も見えませんが、穏やかな稜線が何とも言えません~。

2017年8月4日⑳_1

北岳肩ノ小屋に到着です。ふう。
ほとんどの方々はこちらにお泊りの様です。・・・北岳は超人気のお山なので、今日ももの凄い混雑っぷりなんだろうな~。
ガスガスで景色も何も見えませんが、明日のために、青レンジャーは今日、北岳に登頂しておきます。

2017年8月4日㉑_1

北岳への登りに入ると、ああ~珍しいチョウノスケソウだ~
青レンジャー、あんまり見たことないですが、北岳には死ぬほど咲いていました~。

2017年8月4日㉒_1

これは毛が生えているから、チシマギキョウですね。

2017年8月4日㉓_1

青レンジャーの大好きなミヤマオダマキ。北岳にはチラホラ咲いていました~。やっぱり危険な場所がお好きなミヤマオダマキさん。

2017年8月4日㉔_1

北岳の登りは、標高3000m強だというのに全然険しくなく、比較的緩やかな登山道が続きます。お花はたくさん咲く、登山道も整備されている、山小屋も多いとくれば、南アルプスで1~3位を争う人気のお山だということが納得できます。ちなみに、1~3位は、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳・・・だと思ってます。

2017年8月4日㉕_1

北岳頂上はもう少し。

2017年8月4日㉖_1

着きました~。
日本百名山98座目登頂です~。
景色は残念ですが・・・ここから、南アルプスの主要な山々がどんな風に見えるのでしょうか???

2017年8月4日㉗_1

頂上はそこそこ広いです。こんなお天気でも、登られる方はいらっしゃいます。

2017年8月4日㉘_1

さて、今日は北岳山荘まで行かないといけないので、先に進みます。
ここからの下りはけっこう急でした。。。あの登山道は登り返したくないな。。。予定通り明日の下山は八本歯のコル経由で確定です。八本歯のコルは、ウワサの木の階段地獄が心配。。。
このあたりでぽつぽつと雨が降ってました。あ~あ。

2017年8月4日㉙_1

雨の中でもミヤマオダマキは本当にきゃわええ~です。

2017年8月4日㉛_1

雨は降ったり止んだり。わずかなスキをついた晴れ間に見上げた北岳。凛々しいですね。

2017年8月4日㉜_1

シコタンハコベです。青レンジャー初めてかも。

2017年8月4日㉚_1

一通り下り切ると、八本歯のコルと北岳山荘の分岐点です。
・・・実は、青レンジャーはここで無駄なことをしてしまいました。。。
実はこの登山道、稜線ともう一段下の登山道と並行して続いており、北岳山荘までどちらの登山道でも行けるんですが、青レンジャーの持っている、2014年版の山と高原地図では、通常の地図では北岳山荘に繋がっていると書いてありますが、拡大地図には稜線の登山道から北岳山荘に繋がる登山道の記載がありません。稜線の登山道を下っている途中で気が付き、心配になったので再度ここまで引き返してきました。しめて30分のロスです。。。
もう気力がなくなってしまいました。。。明日、間ノ岳登れるんかな。。。

2017年8月4日㉝_1

稜線より下の登山道にもたくさんのお花が咲いていましたが・・・じっくり見る気力もわかず。

2017年8月4日㉞_1

キンロバイ。たしか、早池峰山でたくさん咲いていたな。

2017年8月4日㉟_1

ああああああああ・・・
無事、北岳山荘に到着しました。受付を済ませると、雨が本降りとなりました。間一髪です。
しばらくぼ~っとして過ごします。

2017年8月4日㊱_1

雨はほどなくして上がりましたが、こんな景色です。北岳山荘からの景色は素晴らしいはずなんですが、何にも見えません。

2017年8月4日㊲_1

ハクサンイチゲを愛でます。明日のお天気は今日よりマシとのことですが、どうかな~。

今回も自炊しました。もちろん定番のカレーを食べて、19時過ぎには就寝です。
明日の天気を願って、早々にお休みなさい



6:10 広河原インフォメーションセンター
6:45 白根御池小屋分岐
8:40 白根御池小屋
11:40 小太郎尾根分岐
12:15 北岳肩ノ小屋
13:30 北岳
14:55 北岳山荘
(休憩時間1時間を含む)

計 8時間40分の山旅でした。



無事、予定通りのコースを歩きましたが、明日はどうなるんでしょうか?
2日目に続く・・・
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Comment

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ようこど北岳へ!
おはようございます、青レンジャーさん!
そしてようこそ、北岳へ!(笑)
北岳は私が一番好きな山です(^^
草すべりは、急だけどお花がいっぱいなんです♪
小太郎尾根分岐からの北岳は穏やかな表情なのに、間ノ岳側から見ると凛々しい横顔なんですよ~(^^

チョウノスケソウ、北岳にはいっぱい咲いていましたでしょ?
青レンジャーさんが登る時期が分からなかったのですが、この時期だと咲いているんです。
ミヤマオダマキも、青レンジャーさんを待っていてくれたんですね!
北岳山荘は、それほど混まずに済んだみたいでよかったです。
八本歯のコルの方は、それはそれはお花畑が素敵なようなので、次の日が楽しみですね!
| URL | 2017/08/11/Fri 09:57 [EDIT]
Re: ようこど北岳へ!
悠さん、コメントありがとうございます。

悠さんの大好きな北岳、ついに行ってきましたよ~。
1日目は悠さんが最初に北岳を訪れた時に歩いた登山道と同じですよね。
そうなんです、北岳肩ノ小屋からは、比較的緩やかな稜線なのに、間ノ岳方面からは急登で、帰りは絶対登り返すのはヤダな・・・と思いました。

チョウノスケソウがたくさん咲いていたのにはびっくりしました。他のお山にはあんまり咲かないのに。ミヤマハナシノブもそうです。北岳は本当に不思議なお山です。あと、マンテマがどのに咲いているのか、終始キョロキョロ探していましたが、ついに出会えなかったです。。。キタダケソウとも出会いたいので、北岳には再訪問したいです~。
山ガールの青レンジャー | URL | 2017/08/16/Wed 09:22 [EDIT]
日本百名山98座目、登頂おめでとうございます!
・・・って、このフレーズも、あと2回しか書けないのか。と思うと
ちょっぴりさびしいです。(^^;
うちの方からだと、都内を抜けなきゃならない南アルプスは
どーしても「行くのが面倒」と思ってしまいます。(^^;
樹林帯も長いしねー。と、つい尻込みをしてしまうけど、北岳だけは
(舌をかみそうだ(^^ゞ)いつかは・・・と思っています。
農鳥までの3000m越えの稜線の散歩道~。(^O^)
それにしてもお花いっぱい。
爽やかブルーのミヤマハナシノブちゃんにずっきゅーんです。(はーと)
chikoやん | URL | 2017/08/16/Wed 12:47 [EDIT]
Re: タイトルなし
chikoやんさん、コメントありがとうございます。

南アルプスは、青レンジャーのところからも遠いですね。。。登山口まで行っても、そこからの登山道も長いので大変です。青レンジャーも今後なかなか行けないな~と思います。

そんな行きにくい南アルプスでも北岳は別格です。お花がいっぱいで、全部見ていると足が全然進まなくなること間違いなしです。北岳にはもう1度行きたいな~。北岳にだけ(やっぱり舌かみそう)、ミヤマハナシノブがたくさん咲くのはなんでだろ~???
山ガールの青レンジャー | URL | 2017/08/16/Wed 16:05 [EDIT]
祝!
日本百名山98座目登頂 \(^o^)/
って言いますか、富士山登頂の記事も読んでしまいましたけどね(^^;)

草すべりから登られたんですね。
まあ、どこから登っても急ですけどね。
晴れてたら左俣でバットレスを見上げながら登るのもなかなかですよ。
クライマーの声がコダマして、北岳に登ってる実感がフツフツ湧いてきます。
天気は今一つのようでしたけど
青レンジャーさんが好きな沢山の高山植物に囲まれて幸せいっぱいでしたね。
中ノ俣 | URL | 2017/08/20/Sun 00:54 [EDIT]
Re: タイトルなし
中ノ俣さん、コメントありがとうございます。
北海道登山旅行からご帰宅され、お疲れ様でした。

そうなんです、草すべりから登りました。せっかく北岳に行くので、全く違うルートを歩きたいな~って思いまして。それに、みなさん大樺沢に行くので、登りの遅い青レンジャーは人が少ないルートでゆっくり自分のペースで登りたかったのもあります。そのおかげで高山植物祭りでウハウハでした~。

北岳バットレス、この日も登られている方がいるのかな~っと目を凝らして見ていましたが、全然わかりませんでした。
北岳バットレス直下まで、クライマーの方はどこを登られるのかとても不思議でした。
山ガールの青レンジャー | URL | 2017/08/22/Tue 08:20 [EDIT]

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