母上殿が死ぬまでに日本百名山は50座くらい登りたいと言ったため、最近ではかなりのペースで青レンジャーも日本百名山再訪の旅をしています。今年に入り、すでに母上殿とは8座登っています。
夏真っ盛りの今日この頃、やっぱり暑さを逃れ高山に行かない訳にはいきません。候補としては、五竜岳や北岳&間ノ岳など色々案が出ましたが、登山旅行を計画している時期からお盆にかけて、台風が連続で発生し、日本各地は不安定な天気予報。。。あーあ。。。特に長野県全域は8月12日~雨


8月11日から青レンジャーはお休みでしたが、長野県のお天気が好転しないか1日待ってしまったため、8月12~14日の3日間で3座を攻略しないと行けません。本来なら母上殿の体力も考慮し、1日目は移動に費やしたかったんですが、東北のお天気もどちらかというと8月12日が一番よく、14日に至っては雨っぽい。。。実質8月12、13日の山行になりそう。前回の月山といい、また夜な夜な長距離を移動した後、お山に登らないといけません。
もう1つの問題が宿泊地問題。お盆の最盛期ともなると宿泊できる場所が限られてしまいます。残っているホテルがかなりお高めの旅館が多いので、どうにかお手頃なホテルを探し、1泊目は福島県二本松市、2泊目は山形県米沢市に予約し、磐梯山→安達太良山→吾妻山の順で攻略したいと思います。

磐梯山の主要登山口である八方台登山口です。そこまで混雑しているとは思わずに来たらこの車の数

まだ6時です。もう30分も遅かったらこの駐車場は満車でもう1段下の駐車場か路駐になるところでした。警備員さんもいます。11月上旬は閑散としていたのに、最盛期にはやはり人気のあるお山なんですね。みなさんも晴れを求めて東北に来られたんでしょうか。

身支度を整え、道路を渡った先にある登山口より歩き始めます。

初めはとても緩やかな登山道です。夏はこんな感じになっているんですね。前回の月山や前々回の北アルプスとは比べ物にならないくらい涼しいです。

30分程登ると一気に視界が開け、その先には中ノ湯温泉跡地の朽ち果てた建物が見えました。最盛期にはどれくらいの方がここまで泊りに来られたんでしょうか?

中ノ湯温泉跡地を過ぎると、傾斜が少し増します。

所々、北側の景色がみられる絶景ポイントがあります。あれは吾妻山ですね。明日には行きます。

そして桧原湖です。湖がある景色は本当にキレイです。

間もなく弘法清水小屋&岡部小屋が立つ休憩所に着きました。ここには冷たい湧水があります。
母上殿はしきりに磐梯山のバッジを探していました。

吾妻山の山並み。

あれは・・・月山の向こうに鳥海山

こっちの山域にも行きたかった。。。しかし、宿泊地問題で泣く泣く取りやめに。。。
母上殿にもあの素晴らしい花々を見せてあげたかった。。。また来年。

少し休憩し、頂上に向けて頑張ります。傾斜はさらに強まります。
結構粘土が強い土なので、登山靴でも滑りやすいです。かなりの方がスニーカーで登られているので、みなさん強いな~。

頂上まであと少し。

着きました~。母上殿日本百名山36座目~。
頂上からは素晴らしい大展望です。目の前には猪苗代湖が見えます。

磐梯山の看板を下に見ます。表磐梯のスキー場が見えますね。

裏磐梯のスキー場の後ろに飯豊連峰がっ

3年前母上殿と行ったな~。7月下旬でも残雪が見えます。

桧原湖。

何度も見ている吾妻山。

安達太良山はガスの中。

猪苗代湖に戻ってきました。

登山道ではあまり見かけませんでしたが、頂上付近にはお花も咲きます。ウメバチソウとウスユキソウ。
お花を愛でながらしばし休憩です。母上殿も磐梯山の絶景に感動しておりました。

帰りはまた、中ノ湯温泉跡地をじっくり見たかったのですが、ロープが張られているので立ち入り禁止になっていました。

駐車場に戻ってきました。
6:15 八方台登山口
6:45 中ノ湯温泉跡地
8:20 弘法清水小屋&岡部小屋
9:05 磐梯山頂上
11:40 八方台登山口
(休憩時間 45分を含む)
計 5時間25分の山旅でした。
<総論>
表磐梯より裏磐梯の方が賑わっていた。。。


母上殿との百名山再訪の旅、お天気に恵まれてよかったですね!
母上殿もさぞ、満足していたことでしょう(^^
青レンジャーさんが山を始めるきっかけになった母上殿に、今度は青レンジャーさんが母上殿が見たことのない景色をプレゼントする…素敵ですね!
それにしても、山の上の空は本当に青い!
次は「本当の空」ですね(^^
天気を見極めて、東北地方に遠征に行けて良かったです。
磐梯山は以前訪れた時とは比べ物にならない程の登山者が来ていたのでビックリしました。
まさか路駐の方までいるとわっ。。。
母上殿に見せたい景色がまだまだありますので、礼文島とか北岳とか、いつか行ける日を楽しみにしています~。

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